【ケニア】 カリルニ - AB 焙煎レポート:IKAWA編
いつもグリーンコーヒーストアをご利用いただきありがとうございます。
今回も、焙煎度合いによってどのような違いがあるのかを検証しようと思います。
「こんなにも変わるんだ」 という発見がありましたので、ぜひ最後までご覧ください。
IKAWA PRO50
コーヒー生豆の特徴を引き出せれば、新たな発見があるかもしれません。
今回使用する焙煎機は、IKAWA PRO 50 です。
特徴を簡単にまとめると、
・専用アプリで、世界中のロースターのレシピを楽しめる
・お好みの焙煎度合いが見つかれば、保存することができ、味の再現性ありです。
カリルニファクトリーとは
Kaliluni Factoryは、この地域の延べ28もの精製所を含む大きな組合の一員です。この組合は精製、マーケティング、輸送、トレーニング、肥料を含むサービスを組合割引価格で提供しています。これらのサポートは高品質なロットの生産また収穫に非常に重宝されています。チェリーは収穫から精製所への搬入までを同日で行われ、綺麗な水果肉を除去する前に慎重に選別されます。使用された水は蒸発や付け置き様のタンクに移される前に再循環し利用されます。果肉を除去した後、コーヒーは16~18時間発酵槽に付けられ、その後洗浄された後グレード別に選別されます。その後チェリーは水分値が10~11%となるまで7~15日間かけて日光にて乾燥されます。乾燥している間、パーチメントは繰り返し動かされ、損傷した豆や変色した豆は取り除かれます。まさらに一日で一番暑い時間帯に豆を布で覆う事により、乾燥期間中の温度を一定に保つ作業も行われています。
プロファイル検証 (焙煎度合い検証)
プロファイル①COEレシピ
こちらのレシピの特徴は、短時間高温焙煎で、酸味の特徴を引き出すことに向いています。
粉の状態での印象は、意外にもブラッドオレンジのような重厚感がある感じでした。
実際にカッピングをすると、酸味の質でいうとすっきりしたシトラス系の感じで、味もシンプルで、後味すっきりな印象でした。
プロファイル② TJW KENYA
続いて、こちらのレシピは、徐々にカロリーを与えているレシピです。
比較していただくとわかりますが、プロファイル①に比べて、後半の温度上昇が緩やかです。
粉の状態での印象は、レモングラスのような明るい印象でした。
実際にカッピングをすると、柑橘系でも、オレンジのような印象から、複雑さがあり、甘みが長く続いていく感じでした。
感想
今回、一番印象的だったのは、焙煎度合いによって、甘みの感じ方がまるで 違うことです。
このように、焙煎度合いによって、味の印象が全く変わります。
今回、使った豆は、【ケニア】 カリルニ - ABでした。
5月限定のセールでお求め安くなっています。
まとめ
あくまでも、個人的な感想ですので、参考程度に聞いていただければと思います。
いつもとは、違う焙煎をすることは不安もあると思いますが、違った生豆の顔を見ることができると思いますので、この機にぜひ、挑戦されてみてはいかがでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?