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第2回 「デンタツくんの達人」ワークショップの開催

こんにちは!
2024年5月14日夕方、豊橋市松山校区の前田南町公民館にて第2回「デンタツくんの達人」ワークショップを開催しました!
今回も三重大学の近藤先生のコーディネートのもと、地域住民の方々と学生がともに、電子回覧板アプリ「デンタツくん」を地域にどう広めていくかを考えました。


以前開催した第一回のワークショップの開催報告はこちらから読めます

誰もが使える「デンタツくん」へ

今回のワークショップのまとめ(作成:豊橋技術科学大学 宮嶋さん)

 前回のワークショップにて、今の松山校区の地域自治の問題意識を共有しました。自治会長へのアンケート調査の結果ではICTツールの導入に関心がない・どちらとも言えないという回答が4割を占め、住民へのアンケートでは関心があるが不安がある、という結果が見て取れました。
 また、ワークショップで意見を募った「自治会の現状」ではゴミ集積場所を含む地域清掃・防犯防災への意識が高く、松山校区のほぼすべての町で自治会への若者参加を求める声があることがわかりました。

そこで、今回のワークショップでは「無関心層を関心層へ」
誰もが使える「デンタツくん」へと歩みを進めるべく、デンタツくんのトリセツを参加者全員でかんがえました!

みんなの新・トリセツ案

 ワークショップでは事前に用意したトリセツをたたき台に、各グループで改善案や新たなPR方法を話し合って「新・トリセツ案」を作成。
お互いに発表し合い、良いと思ったトリセツ案やアイデアに投票を行いました。

チームアライ

媒体:ポスター+リーフレット
・インパクトのあるタイトル「回覧板が変わる…!」
・マスコットキャラクターをつくりデンタツくんができることを解説
・感情に働きかけるようなメリットを明記する
・コンパクトでわかりやすいちゃんとしたトリセツも用意して、興味を持ってくれた人を逃さない2段構え

 チームアライでは特徴的で期待が持てるタイトルのもと、マスコットキャラクターを使ったり、メリットの提示も行うなど、最も総合力のある印象の案でした。
全チームのプレゼン後、みんなでどの案が良かったか投票し合ったのですが、最も案全体の印象に好評が集まった案でした!

チームコジマ

媒体:マグネット(A5サイズくらい)
・冷蔵庫などに貼り付けて捨てられにくいマグネット媒体
・アプリ開発に携わって頂いているスミさんの熱い思いを明記
・ダウンロードまでの手順
。QRコードを中央に据え、リンクに従って手順や追加情報を提示

 チームコジマではマグネットタイプの媒体で、「え?まだ入れてないの?」という印象的なタイトル。そしてスミさんの熱い思いや「自治会費が安くなるのに・・・」といったメッセージも。
読み手が「アプリ入れなきゃ!」と思うようなメッセージを多数取り入れており、その心動かされるメッセージに票を集めた案でした!

チームギカダイ

媒体:A4用紙
・インパクトの強いキャッチコピー「松山校区民98%が使用予定!」
・自治会長がデンタツくんのメリットを説明しているような構成
・QRコード→アプリ使用方法や活用例のレクチャー動画

 チームギカダイは「アプリ使ってないの私だけなの!?」と思わせるような強烈なタイトル。加えてQRコードからレクチャー動画が見れる仕様など、現代的なアイデアが垣間見えますね。実際に住民の方からは、アプリの使い方などは誰かに聞くのが一番わかりやすいという声もあったため、それを動画という媒体で盛り込んだチームです。

強烈すぎるタイトルに目が行きがちですが、自治会長が説明している構成やレクチャー動画という1つ1つのアイデアに票を集めたチームでした!

成果物の作成、そして次のワークショップへ!

 今回のワークショップでは各チーム様々で彩りあるアイデアが出ました!
参加してくださった住民の方も、これらの案に期待してくださる声も挙がり、その一声だけでも成果のあるワークショップだったと感じます。
ですが私たちは住民の方々の声が聞けただけで満足してはなりません。
”このワークショップのアイデアを使って、実際にポスターやリーフレットのようなものを作れないかと検討しています!”
まだこれから作っていく段階ですが、お披露目できるタイミングが来ましたらこちらのnoteでも発信していきますね!

 そして、第3回目のワークショップの開催も検討しています。
次回は実際にデンタツくんアプリの中身についてのワークショップを予定しています。
もちろん、1回目・2回目に来られなかった方の参加も大歓迎です!
時期や日程は未定ですが、こちらも決まり次第お知らせしていきますので、お楽しみに!

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