病気になる意味〈2〉〜実にシンプル〜
病気のせいでいろんな人たちを巻き込んでいる自分を責め続ける日々。
でも、
責めても責めても
病魔は待ってくれませんでした。
許してくれませんでした。
このままだと病院、いや病室からさえ出られない。
もしかしたら年始も迎えられないかもしれない。
でも、やりたいことができない人生が続くくらいなら…
そんな時、隣の病室で同じ病気と闘っていた方が亡くなりました。
その方の最期の言葉が、スパッと
「我が人生に悔いなし!」
果たして私が今
同じ状況で同じ事が言えるだろうか。
間違いなく、
「否」
である。
自分を責め続けているのは、到底悔いなしとは言い難いではないか。
私もその方みたいに、最期に悔いなしと言い切れる状態で死にたい。
そのために、わたしは今、
生きなければならない!!
自分が今やらなければならない事がやっとわかりました。
悔いのない人生にするために、わたしはまだ生きるんだ。
その時やっと
生きて行く決心がつきました。
生きるために
大好きな北海道を離れ、故郷である大阪に戻って治療を受けることに決めました。
片道切符になるかもしれない。
でも、前に進まなければ始まらない。
答えは実に
単純
でした。
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