初めてのイベント
私の境遇
私の生きて来た環境では、好きな芸能人のライブやコンサートに行く事は出来づらかった
親の考え方が偏っていたから
娯楽みたいなものを否定する考えを持っていたので、私がしたい事は制限されていた
結婚したのも親から自由になる為だったから
しかし、結婚した相手は母の考え方に似ていて、母と夫だった人は仲良く話しをしていた
私は結婚したら添い遂げなければと思っていた
だから、ずっと結婚しなければいけないと
しかし、パートに出てから変わって来た
嫌だから別れようと
勝手にアパートを借りて家を出てから変わっていった
一人暮らし
一人暮らしをし始め、自分がしたい事をしようと日々暮らしていた
ある日旅人になり、アパートを引き払い居場所も無くなった
その後、ある人の所に転がり込み定住することになった
3年程、その人と暮らした
その間は旅行とかしたけれど、自分でイベントに参加しようと思ってなかった
風俗で働いていた事もあり、情報も入って来なかった
性病にかかり、それがきっかけで風俗の世界から足を洗い、また一人暮らしをするよう引越しをした
旅するきっかけの人
私はYouTubeを初期の頃から観ていた
まだアルゴリズムも確率されてない頃に、私が色々調べながら観ていた時、突然出てきた動画があった
その方の動画は私がしたい事を先取りした形でされているものだった
でも、それを見続けると私は真似をしてるのだろうかと思い、見るのをやめたのだった
しかし、今年になって引越したタイミングで又動画が現れた
その方はたくさんイベントをしているし、本もたくさん書いている
私は何処に向かいたいのだろう、とたくさん見てなかった動画を見漁った
派遣に行く
引越した時はお金に窮するとは思いもしなかったが、その方の動画を見SNSもフォローして、新たな事をしようと思ったらお金に仇した
色々な支払いができなくなり、派遣に行くようになった
支払いの目処が着いた時、その方の出演するイベントに行こうと決めた
自分が住んでいる所からはまあまあの距離は有ったが、行くと決めた
リアル
その人を目の前で見たらなんか分かる事があると思って参加したイベント
順調に行くチケットも取れ、宿も手配出来、やったーと思った
しかし、私は嗅覚過敏で会場に入った途端、鼻が痛くて頭がクラクラした
その方の出演時だけが嬉しかった
前の方の席だったので、リハーサルもよく見えた
ただ匂いだけが私を苦しめた
きづいたことは
私の嗅覚過敏は子供の頃から
今程、酷くはなかったが何でも匂った
私には守護の存在がいつも付いている
これまでも私を守ってくれた
だから、この嗅覚過敏がある為に人が大勢集まる場所へ行く機会を回避していたのだと
嗅覚過敏が酷く段階が上がったのもここ数ヶ月
鼻は私を危険に晒したくなかった
イベントの様な人がたくさん集まるとどうしても、匂いはいっぱい
匂いが悪いとは思わないけれど、その匂い神経に触るのです
自分が体験してみたいと思ったから気づいた
苦手だと思った事は自分の体に影響する事だから回避する為に体験せずに生きて来たのだと
他から見たら些細な事かもしれないが、自分は仰々しく気づけた
私は自分の繊細さを愛してる