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母からの電話
今日、突然電話がかかってきた。
以前も、そんなことが時々あった。
私は離婚して旅に出た後、一回実家に戻って以来、実家とは距離を置いている。
私は子供の頃から見えない世界と繋がりながら生きてきた。
だから、いつも変人扱いだったし、いつも疑問に思うことだらけだった。
それでも生きていくためには、社会に合わせなければいけないと思い、ルールや規範を守りながら生きていた。
宗教をしている親の環境では、少しズレていたが。
そんな親元から早く離れたくて、結婚も25歳の時にした。
結婚すれば自由になれると思って。
でも実家から離れた環境は誰も知ってる人はおらず、夫に助けを求めたが助けにはならなかった。
子供が出来れば、子供の友達や繋がりができるだろうと、子作りにも励んだ。
子供も2人生まれた。
やはり子供のために人に合わせる必要があった。
母をしている私は人に合わせなきゃと色々活動した。
地域のお手伝いもして、ママ友のお付き合いもした。
それを離婚ということで全部捨てた。
一人になって何をしたのかと言うと、自分と向き合って自分のことを掘り進めた。
何度も過去世を見せられ、地球と繋がるのにそこら辺をさまよった。
結果、私が出来ることをするようにと来た。
人の潜在意識と繋がって、リーディングしてエネルギーを回すということを始めた。
旅をしながらそんな仕事をした。
でも、旅をしていると生活が厳しくなり、誰か自分を置いてくれる人を探した結果、今の場所に辿り着いた。
そこでお金がやはり底を尽き、風俗の仕事に足を踏み入れた。
性の喜びは宇宙の心理に近いものがあると、自分神様からメッセージを受けていたので、性の喜びを伝えていくことをしたかったから丁度良かった。
風俗の仕事はお金は稼げる。
でも身体を酷使しなければならなかった。
性病にもかかった。
それでも性の喜びが大事なことに変わりはない。
私が愛する彼に逢えたのも、この風俗のお仕事中だった。
最近、私は彼が大好きなことを実感した。
風俗の仕事をしていることを親には伝えていない。
私は別に隠している訳では無いが、私の優しさで親に伝えない方が良いと思っている。
そこで、親からの突然の電話の話しに戻ると、母は「私はもう75で長いことないから、声が聞きたくなったから」と話した。
私は淡々とはいと言った。
それで向こうから切った。
いつもそうなのだか、一方的に何かを言ってくる。
私は父や母に話しは無い。
産んでくれたことにだけ感謝している。
今を味わえているのは、この世に存在するから。
辛かった父や母との関わりも学びであった。
そういうことを感じたから、嬉しい、喜びがより感じられる。
だから感謝でしかない。
しかし、やはり両親の傍には住めない。
私は今までの家族としての関係性は築けない。
もう制限をかけられないから。
父母は父母なりに幸せに生きてくれればいいかな。
私の幸せとは違うから。