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028|ポエマーな友達

僕の友達でインスタグラムのストーリーで定期的にポエムみたいなものを上げる友達がいる。


正直いつもはササっと見て流しているのだが、この前見たものがあまりに名言な気がしたので今回は紹介したいと思う。


そのストーリーでのポエムがこれである。


「幸せになりたい。幸せのものさしは各々異なるが、その人が言う幸せとは、今のその人にないもの。または無くなってしまったものである」


読めば読むほど難しくなっていく。


僕なりに考えたのだが、例えばお金に困っている人の幸せが、大金持ちの人の幸せと同じではない。という感じだと思った。


もちろん同じ可能性もあるのかもしれないが、自分にとっての幸せを誰かが持っている場合、その人は自分がいま幸せだと気付ける可能性は低い。


だから人によって違うわけだ。


しかしその幸せを持っている人が、あるきっかけがあり、その幸せを失うことがあったとする。そのときようやく自分が幸せだったのだと感じることができるはずだ。


失ってはじめて気づくのだ。


このセリフはよく聞くが、友達のポエムを見て僕はもう一つ思った。


失って気づくのもそうだが、幸せとは失うことで生まれるのではないだろうか。


きっと友達もそう言いたかった気がしている。


友達に連絡をしてもよかったがそんな勇気は僕にはなかった。


今自分が置かれていること、自分の大切な人たち、毎日生活を送っていること。

そんな当たり前も失ってあとで幸せだったなあと気付ける気がする。



今の自分にないから幸せだと思うのは、何となく分かってはいたつもりだった。

だが、幸せの裏側は失ってしか気づかない。そういう悲しいものなのかもしれない。



これからもポエマーな友達の投稿をチェックしていきたいと思う。

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