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未来の支援者たちへの感謝:看護学生との対話から
流行り病ではありませんが、体調を崩してしまいました。
どうも、のぎ@ダブルケア兵庫です。
仕事で学生さんと関わることもしばしばあるのですが、自分自身のことだけでなく、未来の日本や地域をしっかり考える学生さんが多いことにいつも驚かされます。
今日は、そんな未来の支援者である看護学生さん達との話です。
昨年の8月に、とある大学の看護学部学生さんの卒論作成へ関わらせていただきました。テーマはビジネスケアラーの離職防止支援策について。
介護と仕事を並行して取り組んでいたこともありお声をかけていただき、学生たちのインタビューに答えるという形で関与させていただきました。
先日、その卒論ができあがったと連絡をいただき完成した作品を拝見させていただきました。
内容について、学生たちが貴重な時間を割いて作成したものになりますので詳しくは言えませんが、ビジネスケアラーの生の声がヒシヒシと伝わるライブ感あふれる素晴らしいものでした。
学校内外の実習で被介護者と関わり、技術を身につけ、現場で活躍される学生の皆さん。実際の現場では、実習には出てこない家族(ケアラー)の存在が出てくるので、それに戸惑いやしんどさもあると伺ったことがあります。
しかし、早い段階でケアラーの存在に気づき、必要な支援を考えてくれた方もいることが何よりうれしく、あらためて日ごろの感謝を忘れてはいけないと痛感しました。
深刻な人手不足がニュースでも取り上げられる医療の現場。
特効薬はない以上、未来の支援者が働きやすい現場をつくり、また気持ちよく仕事をしてもらえるためには、外部からの働き掛けも大事かなと思います。ひとりのケアラーとして力を尽くしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
【お知らせ】
毎年2月2日は「ダブルケアの日」、そして2月2日から28日は「ダブルケア月間」です。
ダブルケア兵庫では、2025年はダブルケアという言葉を広めることで、ケアラーやケアラーを支える支援者をみえる化していく活動に取り組みます。
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