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夜の空の色
夜のウォーキングを続けている。今もしてきた。
うちは東京郊外というか横浜市なのだが、ウォーキングしながら夜の空を見ていると「不思議な色だな」と思うようになった。
ウォーキングをしているときは他に見るところもなく、特に上り坂では空をじーっと見ていることが多いから、急にそんなことを思うようになったんだと思う。
あ、あと月を探しているのもある。
今日も残念ながら月は見えなかった。月が見えるのは1か月の半分ぐらいと書いたが、もっと少なくて10日間ぐらいの気がする。どうなんだろうか。
で、これもまた職業柄か、ここらへんの空の色をカラーチャートで表してみるとどんな感じなんだろうと歩きながら思い、早速やってみることにした。
参考にしたのはこちらのサイト。
今日の夜の空を表してみるとこのあたりだろうか。
この「インディゴ」と「留紺」なるものが近い気がする。留紺って言葉を初めて知った。興味が出て調べてみると、こんなことが書いてあった。
とても濃い紺色。
藍の色名は、古来よりその微妙な違いで様々な名前で呼ばれてきました。特に江戸時代には、文化の爛熟期をむかえ、色の名前も一気に増え、季節や自然の移ろいを細やかに感じ取り、色の名前に残していきました。その中で、これ以上は藍染で濃く染められないという濃紺は、色が留まった紺から紺屋用語で「留紺」と言われました。
冬の静けさを想わせる、深く美しい紺色です。今年の留め(とどめ)は、どんな夜空を見せてくれることでしょう。
>これ以上は藍染で濃く染められないという濃紺は、色が留まった紺から紺屋用語で「留紺」と言われました。
あぁ、なんて素敵なんだろう。江戸時代の風情を感じる言葉。
ーーそうだ、僕は世間の流れに流されやすい性格ゆえに、最近エコ、サステナブルに興味津々で、江戸時代のエコシステムって素晴らしかったんだなと思っていたところだった。
今度、その話をしたい。あぁ今日もたくさん仕事してウォーキングしてもう眠い。おやすみなさい。
ーー
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