ゴールドジョージ ジョージの「初出し!」 ――「じつは緊張しちゃう」編
「初出し」とは――
「どこにも話してないココだけの話」をコンセプトに、毎回、「1テーマ」×「30分」で、狭く、深く、掘り下げるインタビューシリーズ。
魂はウエストランド河本さんの横に
――ジョージさんにご執筆いただいた「売れてない芸人(金の卵)シリーズ」のご著書「(仮)カジノ王に俺はなる―風俗ボーイ、闇金デビュー、仮想通貨バブルからのドロップキック―」、最高に面白かったです。
ありがとうございます。
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――“破天荒すぎる半生”がこれでもかと詰め込まれていますが、改めてあれって全部実話なんですか?
そうですね、むしろ“盛り下げてる”ぐらいですね。本当はもうちょっと書きたいこととかあったんですけど、ちょっとそれは法に触れちゃってるんじゃないの、みたいなところとかはバランスを見て書きました(笑)。全て事実ですね。
――本当に激動の人生ですよね。浅井企画に残るか、ギャンブルを取るかで、ギャンブルを選ばれるところもジョージさんらしくて。
それは売れてないんで、苦肉の策ですよ。
芸人で売れるって凄い難しいと思うんですね。それこそ若手芸人だとテレビに1個出ることすらも結構難しくて。ようやく深夜番組に出られたと思っても、反響みたいのって全くないんですよ。
僕はウエストランド河本くんと、もともと仲良いんですね。河本くん、ウエストランドはもともと凄かったですけど、あのレベルでもM-1グランプリでチャンピオン獲って、やっと全国区になるぐらいですから。
――ウエストランドの河本さんとはいつ頃から、どういう繋がりですか?
河本くんとは10年ぐらいのレベルの付き合いですね。
ウエストランドがコンビ組み立ての頃に、大船という場所で、まだ井口くんがああいう漫才をやる前ですかね。そこらへんから一緒に5組とかしか出ないライブを何年かやっていて。
河本くんって本当にクズなんですよ(笑)。魅力的な人で。年齢も僕の1個上とか。彼も僕も芸人じゃないんですよ、たぶん。
河本くんはいい感じで売れましたけど、そもそも芸人でいるような人間じゃないというか。本当に「社不(しゃふ)」、社会不適合者の代表みたいな人間なんですけど、やっぱりみんな好きで。
以前は河本くんと一緒に山登ったり、飲みコンパをしたりして、最近は彼も忙しいと思うので、そんなに連絡を取り合うとかはないですけど。
魂は河本くんの横に置いてあるという気持ちです。
――ジョージさんの本と、同じ金の卵シリーズの河本さんの「朽木糞牆」という本、ちょっと今は読めない状態なんですけど、僕は原稿を読んで2つの作品に似た雰囲気を感じていたので、ご関係を知って納得しました(笑)。
「朽木糞牆」、僕も読んだんですけど、めっちゃ面白いですね。
でも、まだだいぶ隠してると思いますよ。出さないほうがいいこといっぱいあるので。
芸人の世界と比べれば、YouTubeはイージーゲーム
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