私は耳タイプの介護職
私は耳タイプの介護職だと思う。音関連の情報をキャッチしやすいということ。例えば、レク中に利用者さんが「きこえないわね」と呟いたことに気づいてフォローに入る、お昼に「味が薄い」と聞こえて醤油持って行く、など。
またフロアで離れていてもスタッフの電話の声が聞こえていて、「誰かお休みだな」とか「道混んでて送迎遅れてるんだな」と確認する前に把握できる。 それは意識せず自然に耳に入って聞こえてくる。
先日も、「あのお婆さん、私の悪口言うのよ」と他の利用者さんに言う方がいらっしゃるのだが、(認知症の症状で思い込み、訂正してもそんなはずはない!と怒り出す方)背中越しにその話が聞こえて、その都度話題を変える対応をすることができた。
声の感情把握も感度が高いかもしれない。同僚スタッフがイライラしていたりするとフォローに入ったり。 逆に視覚はニブいかも。物の置き場が変わってたり、何か飾っていたりしても気づかないこと、多い。利用者さんのメガネやアクセサリーの有無の記憶も苦手なのは、元々良く見てないからか、、汗
耳タイプが、弱点になることも。利用者さんのご家族にお叱り受ける時もあるのだが、感情的になりやすいタイプのご家族だと、その声のダメージを引きずってしまう。なんでこんなにショックなんだろう?と自分でも不思議だったのだが、そうか、耳からグサッと入ってきてたのか。
スタッフ間で険悪だったり、厳しく指導する場面があったりすると自分が関係ないのに引きずられて胸が苦しくなる。それが離れていても聞こえてしまう位置にいると、そうなる。 職場でしんどくなるのは自分の聴覚の射程距離が、広いからだった。
そういう場面を見ないようにしていたが、これからは聞こえない位置に移動、、トイレ行ってきます、これだな。 スタッフ同士でお互いにどのタイプか話し合っておくと良いかもしれない。「なんでこれ気づかないの?」とイライラすることあるがタイプが違うことが分かればお互いフォローしあえそう。終。
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