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マイナビメディアブリーフィング撮影に行ってきました~~~★

皆さん、こんにちは!DAY TO LIFE 人事部です。

先日、東京のマイナビPLACE 歌舞伎座タワーにて開催された、マイナビメディアブリーフィングにて、学生のキャリア観の醸成を重視するインターンシッププログラムのケーススタディとして、DAY TO LIFEのインターンシップが紹介されました!
紹介にあたり、執行役員 経営管理本部 本部長 経営企画部 部長 人事部 部長 の上田と、国内営業本部 RC営業部 ビアードパパ吹田店 店長の松岡がゲストスピーカーとして取材を受けてきました。

今回のテーマは、第一部が「2025年新卒採用の振り返り」、第二部が「インターンシップ定義改正による就職活動の変化」。
第二部の講演にて、上田と松岡が参加させていただきました。

★DAY TO LIFEのインターンシップはこちら★↓↓


執行役員 経営管理本部 本部長 経営企画部 部長 人事部 部長 上田勝幸


国内営業本部 RC営業部 ビアードパパ吹田店 店長 松岡海唯


2023年度に新卒でDAY TO LIFEに入社。
学生当時、「学生が選ぶインターンシップアワード2022」にて入賞を果たした当社のインターンシッププログラムに参加しており、インターンシップ参加を機に自身のキャリアについて深く考え、自身を導いてくれた上田と共に働くことを夢見て入社を決めました。
現在、店舗の店長として経験を積む松岡。いつか上田と同じ人事部に配属され、今後は自身が悩める学生の就職活動の支援を行うことを目標に、日々の業務と自己啓発に励んでいます。

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取材内容はこちら★

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<上田>

ー 産学連携インターンシップの概要について、ご紹介いただけますでしょうか。

上田  当社のインターンシップは、椙山女学園大学との産学連携によるインターンシップです。コンセプトは「キャリアデザインスキルの習得」。キャリア教育をベースとした職業体験で、自己理解と仕事理解を同時に進めることができるということで、「働くとは何か、自分のキャリアとは何なのか。インターンシップの後には、なりたい自分が見えてくる!」というプログラムです。特徴は、店舗運営や商品企画、DX戦略、海外マーケティング、店舗デザイン、新業態プロデュースなど、各部署のクリエイティブ部門の職業を体験しながら、社会人と交流いたします。
そして、企業と大学の双方で事後学習を行って、リフレクションをしながらキャリアプランを作成していく、という流れです。事後学習が終わった後も学んだことの消化不良を起こさないように、フォローアッププログラムとして、学生一人ひとりに対してキャリア形成や就職活動に関する個別相談の時間も設けています。
また、関わる社員の学習に繋がるフィードバックやプレゼンテーションの方法についても、学習を行っております。


ー インターンシッププログラムについて、採用目的だけではなく、学生のキャリア形成を目的としようと思ったきっかけは何ですか?

上田 三省合意の定義改正をきっかけに、経営幹部全員がインターンシップの取り組みについて、そもそも何のために我々はインターンシップをやるのか、という目的の部分について時間をかけて議論したことが、大きな変革のきっかけになりました。
当社の人事制度はキャリア教育制度を中心に構築しており、社員一人ひとりが自身のキャリアに向かい合い、どのような状況になっても、自身の価値観に基づいてキャリアプランを選択できる体制を整えています。今の社会は、企業の力に頼るだけではなく、自身のキャリアに向き合うことで、どのような状況になっても適宜軌道修正しなから、自分の力で道を切り開いていく、というキャリアデザインスキルが必要不可欠になっています。よって、キャリア教育の支援を学生の皆さんにさせていただくということが、人を育てること、つまり当社の人材教育理念である「日本でいちばんひとが育つ会社」の取り組みにつながると考えました。
学生の皆さん一人一人が自身のやりたいことを見つけて、それに向かって悔いのない就職活動を行って、未来に向かって一歩を踏み出せること。それが私たちの活動の大きな意義と考えております。


ー インターンシップ実施によって感じている変化、効果はありますか?

上田 インターンシップ開催に関して、我々は3つのKPIを設定しました。実感している効果は、企業価値の向上だという風に思っております。
KPI の1つ目は、経営課題の解決のヒントがそこにある、という認識です。
企業は学生に、「職業体験を提供してあげる」という上からのスタンスではなく、あくまでも対等の立場としてリアルな経営課題を提示して開示します。そして若い世代の才能や発想を積極的に活用して、「成長のヒントを得よう」という姿勢で臨むということです。
2つ目は、参加する社員の成長を評価する仕組み作りです。インターンシップを通じて社員が成長する、というのはよく言われることではありますが、こういうものは極めて曖昧な観点であり、インターンシップを存続する理由、エビデンスにはならない不十分なものだと思われます。そのため、プログラムに社員教育の仕組みを融合させることで、インターンシップに関わったことによる成長を可視化して数値化し、人事評価に反映する仕組みを取り入れました。それによって経営サイドに対してインターンシップを行うメリットを数値で明確に説明することもできました。これにより、社員のさらなるモチベーションにつながったと思います。
3つ目は プログラムの中心に理念を掲げた、ということです。この会社が存続することでどのような社会にしたいのか、「いかに企業理念と向き合うか」という機会に最適ではないかと考えております。大学と企業は理念を共有することによって、優れたプログラムを開発することができます。単なる連携ではなく、その中心に理念を掲げるということが重要であり、いい連携につながるのだと思います。椙山女学園大学は、女性のキャリア教育を社会的課題として共有しています。当社も女性の社員が非常に多いということで、キャリアアップに悩む女性社員が多いという部分と繋がってきます。企業がインターンシップを行う意味を明確にし、社会的責任を果たす一環と捉えて、どのような社会にしたいのかというプログラムにする。先ほどもありましたが、インターンシップに参加した人だけではなく、このような企業価値向上 がインターンシップに参加していない人の目にも止まり、結果的にエントリー数が非常に増えた、ということになっております。

ー インターンシップに参加する学生は、どのようなスタンス(会社に入りたいと思ってくるのか、そうではないのか)の方が多いですか?

上田 当社に応募してくる学生は様々で、学部も非常に幅広いです。例えば製菓系の学生でもともと食品業界全般に興味があり、接客や製造、商品企画の仕事に携わることを目指している方もいらっしゃいますし、管理栄養士を目指すような学部で、資格を生かす道として、キャリアの幅を広げたいという学生もいらっしゃいます。経済学部などビジネス系の学部では、新業態開発やマーケティング、ブランディングなど、クリエイティブな部門でイノベーションを起こすような仕事に興味のある方や、当社は海外展開もしていますので海外でグローバルに活躍したい方なども来られます。また、我々は外国語大学とも単位制のインターンシップで提携しておりますので、非常に幅広いです。最近では当社の人事制度やインターンシッププログラム自体にご興味を持ち、魅力を感じて応募していただく学生が増えています。全ての学生に共通して言えるのは、どの学生にも「本当にやりたいこと」「なりたい自分は何なのか」、という自己理解を深いところまで考えている学生が多く、自分の適性を確認したり、インターンシップを受けて、何か違うな、という理想とのギャップを感じたりする中で、将来のキャリアを模索する姿勢が見られます。



ー インターンシップに参加したものの、入社には至らなかったという学生もいらっしゃると思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。

上田 もちろん入社に至らなかった学生もいらっしゃいます。そもそもインターンシップの目的が採用ではないので、我々も特にそこは重要視しておりません。当社はインターンシップのフォローアップとしてキャリア形成や就職活動に関する個別相談の時間を設けており、主にインターンシップで取り組んだキャリアデザインワークの実践や、それによる自己理解の探求、またエントリーシートや面接のアドバイスなど、一人ひとりに合わせて対応させていただいております。後日、第一志望の企業に内定をもらったということを晴れやかな表情で報告してくれる学生の顔を見ると、本当に嬉しい気持ちになります。インターンシップと個別相談を通して時間をかけて自己理解を深め、やりたいことを明確にし、それに向かって精一杯頑張る学生の姿というのは、私達自身の大きなパワーにも繋がります。



ーインターンシップを実施してみて感じた、学生のキャリア形成を目的にしたプログラムの重要性はいかがでしょうか。

上田 重要性は本当に強く感じています。せっかく入社しても自身の理想とは大きくかけ離れたギャップを感じて、安易に1年で転職していく方や、悩んだ結果、心の病にかかってしまうという方もいらっしゃいます。大企業に勤めているから安心である、企業は必ず自分の将来や生活を守ってくれる、という時代はとうの昔に終わっていますので、自らが自身のキャリアに対して主体的に働きかけないといけない時代だと思います。そのためのキャリアデザインスキルというのは社会人になってから突然身につくものではありませんので、学生のうちから、社会に出る前から自分と向き合い、自分の興味関心や強み、価値観を明確にしていくそのプロセスが必要なのだと思っております。

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<松岡>

ー DAY TO LIFEのインターンシッププログラムを見つけて、参加しようと思った最初のきっかけは何ですか?

松岡 当初は自分にどのような職業があっているのかわからなかったのですが、スイーツドリンク店でアルバイトをしていた経験から、食品業界、特にスイーツに携わる仕事に興味を持ち始めました。特に、お客様とのやり取りの中で食を通じて人々に喜んでもらえるようなことにやりがいを感じて 、この業界で働きたいと思うようになりました。そこでインターンシップを探していたところ、様々なスイーツブランドを展開しているDAY TO LIFEに出会い、特にビアードパパのシュークリームに対する熱い思いに共感したことや、実際にマーケティングや新業態開発などのクリエイティブな仕事が学べるということで、インターンシップの応募を決意しました。インターンシップを通していろんなことに挑戦できるところが大きな魅力だと思います。


ー 元々、松岡さんがどのような軸で将来について考えたり、働くことに対してどういったイメージを持っていたかというところを教えていただけますか?  

松岡 私には兄がいるのですが、学生当時、社会人の兄がやる気を持って仕事に取組み、充実した日々を送っているのを見て、自分も兄のような社会人になりたいと思うようになりました。自分の興味や強み、将来どのような仕事に就きたいのか、という明確なものはなくて、将来への漠然とした不安を感じていました。

ー なるほど。しかし、そのような不安がこのプログラムに参加したことによってどのように軽減、減少したのか、あるいはどのように変わっていったのか、というところについて教えていただけますでしょうか。

松岡 マーケティングや新業態開発での仕事理解と、キャリアデザインワークにて自己理解を深めました。そしてインターンシップ後の上田部長との人事面談を通じて、自身のキャリア感が大きく変わりました。特に、教育という分野への関心が自分の中で明確になっていきました。「大好きなスイーツ業界で店舗運営の仕事に携わって、その後は夢や目標に向かって頑張る従業員のサポートの仕事に就きたい」という軸が定まりました。そして、この変化によって自分の進むべき方向が見えて、DAY TO LIFE が自分を導いてくれた、という経験から、将来的には自分が学生のサポートをして、上田部長と一緒に働けるということを目指して入社しました。今は入社2年目で、ジョブローテーションを活用した人事部への異動を目指しています。また、将来的には自分が中心となって、インターンシップや就職活動中の学生のサポートをする業務に携わることが今の大きな目標です。




ー ありがとうございます。ご自身がそういったプログラムに参加して良い影響を受けたことから、今度はプログラムを学生さんに提供する側に回っていきたい、というように変わっていったということですね。就活に限らないことで結構なのですが、プログラムに参加したことによって大学生活やゼミの活動、アルバイト、プライベートも含め、良い影響があったと感じたことはありますか?

松岡 インターンシッププログラム参加前は、自分の興味や適性には自信が持てなかったのですが、DAY TO LIFE のプログラムに参加した経験で、自分の目指す方向性が明確になって、学生生活にも大きな変化がありました。ゼミやアルバイト、ボランティア活動などの全てが就職活動につながる重要な経験だと理解して、これまでの過ごし方を反省しました。このプログラムへの参加で自分が変わって、現在も夢に向かって成長を続けています。これからも 自己啓発を続けて、人事部への異動に向けて努力したいと考えています。

ー 学生生活全般に良い影響があったということで、とても興味深いお話でした。ご質問は以上となります。松岡さん、ありがとうございました!

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松岡・上田
マイナビ社の皆さま

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