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「チア」も「デザイン」も誰かを笑顔にするために。Daysで2年働いてわかったこと - 横沢菜々美 -

皆さん、こんにちは!Daysで動画や画像など広告に関するデザインの担当をしております横沢です!今年の4月で入社3年目となります。

今回はDaysで約2年働いてわかったことや気付いたこと、これからやりたいことなど現状から今後まで色々とお伝えできればと思います。

また、初めてこちらを見ていただいた方にも伝わるよう、私の学生時代のことも交えてお話させていただきます。


コロナ禍で迷っていた将来

私は4歳からチアリーディングの活動をはじめ、Daysに入社するまで続けていました。通常の練習はもちろん、テレビCMやMVのバックダンサー、バスケやラグビーなどスポーツの試合の応援、中学生以下の子供が属するチームのコーチなど色々と担当していました。

それが、コロナ禍に突入した途端、全てが止まってしまったのです。

大会に毎年出場したりと真面目に打ち込んでいたこともあり、就職のタイミングで正式なプロチームへの入団も考えていましたが、それがきっかけとなり本気で自分の将来を心配し始めます。

もちろんこれまでも、自分は何歳まで動けるんだろう?怪我して動けなくなったらこの仕事は出来ないよな...?また行動が制限される何かが流行したら、この仕事はストップするよね?収入も、先生業をしないのならば色々な場所で出演しない限り厳しいよね...?

というさまざまな不安がありましたが、20年以上共にしてきたスポーツを手放すことができるのか?という不安も同時にありました。

そんな不安を抱える中、1年目に学校の選択授業で“Adobeソフトの操作方法”を教えてくれた授業に参加し、0から学ぶことの面白さにのめり込みました。

そして自分にとっての転機がやってきます。

YouTubeでたまたま流れてきた動画に惹かれ、4分程のMVを広告にもかかわらず、気づけばフルで見ていたのです。結構ラフな転機の訪れです。

歌はもちろん、キャラが生きているような感覚にびっくりした私は、

「今習っている作業の延長をしていけば、自分もできるのではないか?」
「この仕事なら年齢を重ねても自分の意思がある限り続けることができる!」

そう思い、授業外でも永遠とAfter Effectsの操作を学び、MVを発掘しては良いところをメモして、SNSで自分からVTuberさんや歌い手さんに営業をかけてMVを制作させていただいたりと、毎日依頼をこなしては自分の作品を作ることに没頭していました。

続けるうちに制作の世界にのめり込み、自分の作品を作る仕事は苦手ではないのかもと考え「After Effects 映像 会社」で検索にかかったのが、Daysでした。

2年働いてみてわかったこと、気づいたこと

受け身で仕事をしないことが、私にとっては自分の成長に繋がると強く感じました。

わからない時は聞く、作ったものに関して伝えたいことがあれば伝えに行く。作成の上で相談したいことがあれば作成前に自分から聞きに行く。

自分の足で動いてコミュニケーションをとることで、より話したことが頭に残り、ミスや判断の迷いがなくなったように感じます。また、提出後に想像していたものと違った!というような齟齬を防ぐことにも繋がったため、結果的にお互いが焦る必要もなくなったように感じます。

個人の考えではありますが、焦った時ほどいつもは気付くことができるようなミスが出たり、焦りが前に出て集中力がなくなったりとあまり良いことがないように思うので!もちろん、スケジュールがタイトなものに関しては腹をくくって集中する必要がありますが...

限られた時間の中で良いものができた時の達成感も感じられますし、今後の自分の自信や周りからの信頼にも繋がると、私個人としては思います。

また、それと同時にチアリーディングへの未練もタラタラなんだなと。年齢を重ねた今でも踊りたい気持ちは消えないし、演技を見ると感動する上に、いつでも戻れるように必要のない体力づくりや筋トレは続けるし...癖で信号待ちの時は体が音楽に合わせて動いちゃうし。

今からあの業界に戻るなんて年齢的にも厳しいはずなのに。本当に未練がましいと自分でも思います。後悔ではないのですが、この選択で良かった!と心から思えるように日々の業務に取り組んでいる。そんな自己中心的な考えを持っている部分も実はあります。

意外なことにチアとクリエイターは『誰かのために』が共通しています。

誰かを元気づけるために笑顔になってもらうために踊る、自分の作成したもので喜んでくれる、そのコンテンツを気になってくれるように考えて作る。だから自分はここまで続けられているのかなと、ふとこれを書いていて思いました。

これからやりたいこと

ボイスドラマなどといった声が主のお仕事に携わりたいなと考えているのと、製品化されるものを手掛けていきたい、あと新しく映像に関する勉強を始めようと企んでおり、この3つを現在は主軸に考えています。

ボイスドラマというものは聞く方の想像力に委ねるものですが、それをどこまでこちらがリードできるかという部分に面白さを感じています。

私自身もゲームの特典のCDを聞いたり、お友達の感想をXで見たり...人それぞれの感性によって感じ方が変わるなんて不思議だなぁ~と!自己投影させて聞くというよりかは、そこに自分を置いて聞くから見えてくるのでしょうか。

製品化に関しては、先日自分の作成したメイキングがアーティストさんのCDアルバムに封入されたことをきっかけに、より今後良いものを作れるようにしたいと考えたためピックアップさせていただきました。

こういったものを作成した時のファンの方々のお声も楽しく拝見しています。この方はこんな風に捉えたんだ、こんな考え方もあったのか!ここは思惑通りだ...!自分の想像の範疇を超えることもあり、今後の作成に関わる良いアイディアを皆さんが沢山投げてくださいます。

社内でも製品化される案件は少ないようだったため、自分自身も緊張しつつ楽しく制作させていただきましたし、ファンの方々の良かったというお声も聞けて「もっと良いものが届けられるように頑張ろう!」と思えました。それこそなかなか実現されなかった案件ももっと自分の手で掴み取れたら!と考えています。

仕事に対する自分なりの考え

業務内で自分なりに時間配分や集中はしていますが、省エネで仕事をしているわけではありません。せっかくここに席を置いているからには何かしらの成果が欲しい、その意識は絶やさず私自身は業務に取り掛かっている...そのはずです。

そして、1年目の時に痛感した自分のペースと会社のリズムを考えること。自分のペースで仕事はできますが、それによって社内のリズムが崩れるならばそれは本末転倒です。

個人で働いているように見えがちなクリエイターですが、あくまでも会社の中で動いているという意識を忘れてはならないなと、1年目で様々な仕事を通して感じました!

簡単に要約すれば『本当の思いやりを持つこと』でしょうか。

「2年目になって『少し』柔らかくなったね」と多田さんにも言われたので
きっと『少し』は成長したのでしょう!そうですよね!多田さん!?

会社という規模の中なので当然、人それぞれ仕事に対する考え方は十人十色違うと思います。なのでこの意識や考えが絶対だとも全く思いませんので、僕と私とは違うなと思った方はそれが正しいと思います!

長々と申し訳ないです。最後になりますが、今後も自分の作成したもので喜んでくれる、そのコンテンツを気になってくれる誰かのことを考えて。自分を持ったクリエイターになれるようにこれからも頑張ります!


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