「ジチカイチョーな日々⑤〜災害が起こったその時に〜」
衆院選、終わりましたね〜。
結果はどうあれ自分で考え、動いたことが大事かと思います。
これからがスタート。
政治の動向、ウォッチしていきたいです。
ちなみに7日の日曜に路地裏ガレージマーケットへ出店しますが、投票済証を持ってきていただければ1000円offにする選挙割をやります。
お時間あればぜひ😊
久々のジチカイチョーシリーズ、今回のテーマは「災害」です。
自治会長になって一番驚いたこと。
それは防災計画が無かったことです。
自治体によって違うのかもしれませんが、さいたま市は自治会ごとに「自主防災組織」なるものがあります。
そして各自主防災組織毎に防災計画を立てます。
防災計画をザックリ説明すると、地震や洪水などの災害時に自治会として誰がどんな役割で何をするのか、ということを予め決めておくことです。
その自主防災組織が名前だけで実体が何も無かったんです…。
必ず防災計画を立てなければならないわけではないのですが、名ばかりでほとんど組織の体を成していないことに愕然としました。
区役所から自治会宛に「要支援者リスト」なるものが配られています。
自治会内で「災害時に助けてほしい」と申請された方のリストです。
お年寄りや身体の悪い方などが大半かと思います。
でもリストがあるだけで実際は何も無いわけです。
なんということか…。
正直な話、災害が起きても自治会レベルでできることはほとんどありません。
地震が起きたら自分も被災しているわけです。
人を助ける余裕があるか、起きてみないと分かりません。
しかも自治会館はできてから軽く50年は経っている年代物。
大地震が来たら真っ先にペシャンコになると思います。
そんな現状に今までの会長もどうしていいのか分からなかったんでしょう。
でもこのままでいいはずがありません。
春から半年ほどあれこれ追われてきたのですが、ようやく落ち着いてきたので少しずつ動き始めています。
何回も話し合いをしていかなければならないのでその下準備中です。
けっこう手間暇かかる作業なんですよね…。
自治会館の立て直しも少しずつ進めていくところ。
とりあえず動き出すことが必要だと思いました。
そして先日、避難所運営訓練なるものに出てきました。
災害が起こった時、近場の小学校でどのように避難所を運営するのか…ということをシェアする会なのですが、このご時世なのでごく短時間で終わりました。
それでもこの地域がどんな状況なのかはよく分かります。
我が自治会は比較的高い土地なのですが、すぐそばから低くなっていて2キロほど先に大きな川があります。
その川が決壊したら…とんでもない数の家が呑み込まれ、無数の人々が逃げてくるわけです。
とてもじゃないですが、一つの小学校で受け入れきれる規模ではありません。
2年前の台風19号では決壊ギリギリの水位まで迫りました。
この状況は誰でもない、全ての大人が作ってきたんですよね。
川のそばに無数の家を建ててきたのに水害発生時のことを何も考えてこなかったんですから。
どんなに高い堤防でも決壊することはあります。
すでにその危機が迫る経験をしたのに大きな動きは無いように思います。
「そんときゃなるようにしかならねぇよ〜」という声がどこからか聞こえてきそうです。
それでは東日本大震災から何も学んでいないことになります。
どうせなら動き出したい。
迷ったらGO!
座右の銘です。
災害の時、どう動くか。
皆さんもぜひ考えてみてください。