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疲労の原因の特定

ご無沙汰しております。前回の更新いつだっけとチェックしてみたら二年前でした。

この二年間、久しぶりに海外に行ったり、人生で初めてペットを迎えたり色々あったけどその話はまた今度。

どうしてこんなに疲れるの

くったくたなんだなぁ毎日。これいつからだっけ。
私だけですか?ねぇ私だけなの?と聞いて周りたいところだけど大体関係者の顔色や様子を見ればわかる。みーーんな疲れている。疲れていない人がいない。それでも生きていかないといけない、捌かないといけないタスクがある。疲れをハックしなきゃいけない。
「疲労」は皆のものだから、これを理由に予定やタスクは動かせない。

年齢的なものもあるのかもしれないけど三十前半でこれだとこのままいくと四十五あたりできっと杖が要る。
よくない、すごくよくない。

なので色々試す。それ系のサプリ、適度な運動、良い枕、プロの手(マッサージ)それなりには効いた。
でも、「それなり」程度。

築32年の心身は小手先のメンテナンスではフルリノベとはいかないとわかっていても、もう少し効いてくれてもいい。まだ息子育て上げないといけないし、それなりに稼がないといけないのだ。
何とか身体に鞭を打ってやり過ごす日々が半年ほど続いた。

疲労の原因、C婆が憑いていた

そんなある日、占いに行った。
「スピリチュアルは程々に」がモットーの私だが三年前に友人にめちゃくちゃ当たる人がいるねーんと声を掛けてもらって半信半疑で行ってみると当たるの範疇を超えてくる「ホンモノ」の方だったので以降年一の頻度で見てもらっているところだ。

気さくな方でかなりバイブスが合うため、話しやすい。
占ってもらうというより、喋り倒しに行ってるという方が感覚的には近い。
少し本筋とはずれるが、利害関係はないけどノリの合う人と身の上話を喋り倒すという時間は人間にとってかなりリフレッシュになると思う。
少なくとも私には有意義だ。

そこでいつも通り、身の上話の延長線上ですごく疲れる、すごくだ。という話をしたところ、
「そうだよね〜だってお婆さん憑いてるもん」と言われた。多少驚いたけど、身に覚えはあった。

身体が鉛のように重かったし、特に背中から肩に掛けて人が一人覆い被さっているような感覚が常にあったからだ。
PC作業をしていると、段々と腰や肩が丸まってきて華麗なCカーブを描くのが常だった。
自分でもその姿は気持ち悪かったし、同僚からしたら、亜美じゃなくてCと働いてんなーと思われていたと思う。
元からCな訳ではないので、ここ最近おかしい、何かがバックにいるという違和感は持っていたため正体がわかってスッキリした。

「生きている人ですか?亡くなっている人ですか?」
「知人ですか?知らない人ですか?」
とCの犯人特定に向けて、尋問をしたところ、知らない老人の腰が曲がったお婆様が憑いているということだった。まじでなんでやねん。なんでわたしに。
これが11月の事だった。

C婆との生活


占い師によると、C婆が私を指名した理由は「バイブス(波長)合うから」だった。
なるほど。私も人付き合いはバイブスで選ぶタイプな為、その点、C婆の見る目は間違っていない。
悪さや危害を加えるタイプではないが、憑いている事により私の体力がC婆(想定90代)になっているとのこと。

そりゃ疲れるわけだわ!!!!!!!!!

つまり私はこの半年間、90代の体力でスタートアップ企業で働き、11歳の息子を育てていた。天才?
お祓いに行けばすぐに取れるよという助言をもらい、占いを後にした。

そして、私はしばらくお祓いに行かなかった。
理由はまぁ色々ある。忙しくて行く時間が無いだとか、本当にこの疲れはC婆の仕業なのかとか、そもそもお祓いと除霊どちらが適応なのかとかまぁ色々だけどなんだか行く気になれなかった。

そうこうしてると母からこんな辛辣な言葉をもらう。

なるほど、C婆。私のビジュにまで存在表明してきたか。
それでも私はお祓いには行かずに2023年を終えた。

C婆とのお別れ

年が明け、平成4年生まれの私は本厄となった。
厄祓いに関しては、前厄の前年も行っており一応日本で息をする女性として大切にしている習慣だ。
通例通り厄祓いに行った。つまりお祓いである。

神社の奥座敷に入り、祈祷師が私の住所名前を読み上げ儀式を一通り済ませた後にお屠蘇が配られ飲んだ。

そして、神社の帰り道肩に羽が生えたようにバックは軽く、足取りはふわふわになった。

心の中で静かにC婆とのお別れを確信した。

みんな、今年もがんばろう。

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