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早稲田蹴りICUの理由③

3月2日、

早稲田に入学金を振り込んでICUにさよならをしました。

💁🏽‍♀️前編中編

そこから3日が経ってある程度は自分の気持ちに区切りをつけられ始めてきたころ、

突然、卒業したばかりの高校から電話がかかってきました


担任の先生でした。


そして私が電話を取るなりいつもどおりのハキハキした声で言うんです、



「〇〇さんさぁ、3日前は早稲田行くっていうふうに言ってたけどさ、


本当にICU捨てるのね?




………エ。😟

最初私は言葉に詰まりました、、

だって先生がそういうこと言ってくると思わないじゃないですか?(笑)

まぁでもそれもそうなんですよね、私そういえば卒業式の日担任の先生にはちゃんと事情を説明していなくて。。(笑)

すみませんでした先生🙇🏻‍♀️



「もったいなぁと思って。
 本当にICU捨てちゃうの?行かなくていいの?」


私はその場では動揺しながらも、
早稲田を選んだ経緯を説明し電話を切りました


が、この電話をきっかけとして、私の心の中には再びICUに行きたいという思いが流れ込んできて、迷い始めてしまいました

『せっかく切り替えできてきてたのに、

 どうしてそういうこと言うんですか〜😣🥺』


そしてそこからが長かったんです



とりあえず初めにしたのは経済面で現実的にICUに通うことが可能であるのかを確かめることでした

結果、不可能ではないことが判明。


声にならない声でため息。

どうしよう。。🥺🥺



寮生活であったり、もともと知っている先輩・同級生のまったくいない環境であったりはICUにあって早稲田にないものでした

ICUはただでさえ学生数が少ないのに加えて、前回触れたように私の高校には近年ICUを受験した人が私以外にいなかったため、ICUへ進学するということは良くも悪くもほかの人とは全く違う進路を歩むことを意味していました

そしてお世話になった先生方はその周りとは違う感じが私には合っていると言ってくださっていて、私もそれに関してはどこか納得しているところがありました

つまり、当時のわたしにとってのICUの魅力は、一言で言えば「特異性」だったのだと思います


学業に関していえばより細かく、つまり自分の興味のある分野のほとんどの授業のシラバスに目を通し、本当に自分の学びたいことが学べるのかということを確かめるということまでしました

…まー、、暇人すぎますよね(笑)


そして開講科目やシラバスからわかったことは、
興味のある科目数:ICU>早稲田

というのも、両校ともリベラルアーツを掲げており、さまざまな分野を学ぶことができるのに変わりはありませんが

私の興味のある分野は教育系。👩🏻‍🏫

ICUでは開発学や言語学、社会学、心理学などとの他分野横断的な教育学を学ぶことのできる科目が数多く開講されているのに対して、

早稲田SILSはそもそも教育系の科目が少ないんですよね😐

ってことは学びたいことを学べないのか、というとそういうわけでもなく

早稲田にはオープン科目といって他学部が開講する科目を受講できる制度があるので、教育学部の科目を取ることで教育学を学ぶことはできました

加えて早稲田ということで、有名な先生方の興味深そうな授業が教育以外でも数多くあってそれがとても魅力的でした✨

でも"教育学部の科目"ということは日本語開講ですよね

SILSの魅力はほとんどすべての授業を英語で受講できることなのに、まして将来留学先で、英語で学びたいのは教育学であるのに、

それは日本語でしか学べずほかの科目は英語で学ぶ、ということに果たして意味はあるのだろうか、ということは考えていました🤔


そのほかで考えたことといえば大学の雰囲気ですかね

世間に定着していそうで私も持っていたそれぞれを比較した超偏見的イメージ(笑)は、
ICU ☞ 地味、大学全体で静かそう
早稲田(SILS) ☞ パリピ、大学自体楽しそう

つまり対極的に捉えていたように思います

そしてそれを学生生活と結び付け、早稲田の方が充実してるのかな?と思ったり、、でもICUは寮楽しそうだしなと思ったり、、


そもそも、ICUと早稲田の学校としての大きな違いは”他学部”という存在があるかどうかだと思います

私はもうICUにしか通ったことがないのでこれは想像の域ですが、やっぱり学部ごとに学部生の色とか雰囲気とかってありますよね、

そのいろいろな人がいる、その人たちと出会って交流できる、という一般的な大学での普通にいいなと思うところもありました、ICUではそれができないのではないかと。


あとはICUだと通学が非常に楽、5分。対する早稲田は1時間半。これはたくさん寝たい私にとっては少し大事なことでした😂(笑)


そして何より重要であったのはやはり、前回でお話ししたような留学と教職課程と就職の両立に関して。

このときの私にやっていける自信は相変わらずあまりなかったのですが、それにも関わらず

なんとなくもうICUに行きたい感じがした

ただまだそれを口にはできなかった。

今思い起こすとこんな感じの表現が合っているのかなと思います


私にすべてを委ねてくれていた母、ですがやはりネームバリュー的にも、私の将来を考えた上でも、学費の面でも、早稲田に行ってほしいと思っているような雰囲気をどこで私は感じ取っていました

一般的に子供が早稲田に通うのはとても誇らしいことだろうと容易に想像ができましたし、

このような言い方は好ましくないとは思いますが、その"早稲田“に通える可能性があったのは3人兄弟の中でも末っ子である私だけでした

だから自分が行かなきゃと考えるまでには至りませんでしたが、やっぱりわかる人にはわかるレベルのICUではなくて、母自身も世間もそのすごさをよくわかっている大学へ行ってくれる方が嬉しかったりするじゃないですか

将来を考えても、学歴と就職に関して親は私たちとは違う時代を生きていますし、今の状況がどうであっても母からすれば「早稲田」の安心感といったらないだろうと。。🤔


自分としてもあの前述の偏見をもとにして、早稲田に行けば高校で楽しみ切れなかった分も楽しめるような気がして、早稲田を捨ててしまうのは惜しいように思いました




このように悩んで考えて調べた結果、結局はどちらに行っても後悔はしないだろうというのが私の出した一つの大きな結論でした🍀


となると次は、「あとはもう好みだね。」

母と先生からのこの言葉が私を襲いました(笑)

両方行きたいもん。。もう早稲田受けなきゃよかった。。(受けて受かって良かったとは思ってるけど。。)

このエンドレスでしたね



そうしてうだうだうだうだ考えて決まらず、時間だけが過ぎ、気づけば延ばしに延ばし続けた早稲田の遅延入学書類の提出期限が来ました


この日、結論から言いますと、入学書類、提出しに行ったんです私。

もうとりあえず出しちゃえと。😬

あとから入学の取り消し手続きができることを知っていたため、さらなる猶予をということでの行動でした


ですが夜、やはり母と大学の話になって例のごとく思考は泥沼に。

現実的には早稲田、ということには変化ありませんでしたから母はもう早く決めちゃいなさい、そんな考えてたってしょうがないよ何にも始まらないんだから

といったテンションで「どうするの?もう早稲田にするのね?」と催促

ですが私は、どうしてもICUを諦められる気がしなくて、その場で何も言わなかったら後悔するような気がしました


そしてその瞬間急に涙が出てきたんです。

「本当にこれでいいのかな?」

これがそのとき私の口からぽろっと出た言葉でした。


前編でもお話ししたように、私はそれまでの人生、まったくと言っていいほど何にも挑戦しないで生きてきました

それが今、目の前に難しいことに挑戦するチャンスがあるのに、ICUへ入って挑戦してみたい気持ちがあるのに、こうして踏み切れないでいるのはやはり

ICUでやりたいことを両立していくことへの自信のなさから逃げているだけなのではないか、そう思ったのだと思います



今度こそ、やってみてもいいんじゃないかな。


そんな気持ちで私の下した結論は”早稲田を蹴ってICUへ進学する”ことでした🌸




そして今、私はICUにいることに後悔はありません!😌

まだたったの8か月しか過ごしていませんが、その間にもいろいろな面でICUに来てよかったと思うことが何度もありました

入学前、”単科大学の分、人の多様性に欠けるのかもしれない”と思っていたことを、記事を書いている今の今まで忘れていたくらい想像以上に多種多様なたくさんの人に出会えて、友達もたくさんできて、授業も英語もとても楽しいです。🥰

もし早稲田に進んでいたら、なんて考える暇もないくらい忙しい毎日です(笑)

[👇チェックしてみてくださいね]


今後はこんな私が入学を決めてから今まで、どのような大学生活を送ってきたのか・いるのかをみなさんに知ってもらえるように、たくさんシェアしていきますのでどうぞ楽しみにしていてくださいね🙌🙌


ここまで長々と突っ込んだ話にお付き合いいただきありがとうございました!🧚🏻✨


そして受験生のみなさん、ついに年が明けましたね、あと少し、受験勉強心から応援しています❗️

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