食欲の秋
昨日は神楽坂へ。
大好きなお店、AKOMEYA TOKYOに行ってきました。AKOMEYAは食のセレクトショップ。全国のお米やごはんのおとも、お酒もあれば台所用品や食器もある。料理も食べるのも大好きな私にとっては楽しみばかりのお店。
今回はイベントスペースであるワークショップが1番の目的。宮本しばにさんという料理家さんの、台所道具についてのワークショップに参加するため。紹介してもらった道具を使って料理をし、試食までできるというお得なイベントでした。
土鍋・すり鉢・焼き網・鬼おろし・南部鉄器のフライパン。
それぞれの特徴や使い方を教えてもらいながら料理。料理はしばにさんがほとんどしてくれたんだけど・・(笑)
「道具に美味しくしてもらう」をいうのが今回のメインだったので、作り方は本当に簡単だった。
土鍋でつくるブロッコリーのアーリオ・オーリオ。
油をひいてにんにく炒めてブロッコリーに火を通して。塩水少し足して蒸し焼きにした。土鍋って「鍋」にしか使わなかったけど、こんな使い方もできるんだな。茹でるより簡単に柔らかくなった。
南部鉄器のフライパンでジャガイモのグリル。
油ひいてじゃがいもを焼く。それだけ。フライパンが重いから振って炒めるというよりは焼き付けるイメージ。これ、めちゃくちゃ美味しかった。揚げたみたいに表面がカリカリで中ホクホク。1番欲しいと思ったアイテムだけど、鉄のフライパンを持っているので断念。
すり鉢でにんじんのごま和え。
ごま自体もいいものだったと思うけど、すり始めてすぐにごまの香りがした。とってもいい香り。醤油麹をたして人参を和えるだけ。とっても簡単だった。
焼き網できのこ焼き・鬼おろし。
鬼おろしは手前から奥に向かう分しか下ろせないらしい。逆はただもどってくるだけ。大根以外にもレンコンをおろして餃子の具にしても美味しいらしい・・。 焼き網は京都の辻和というお店のもの。コンロに直置きする板が、火をまんべんなく広げてくれるらしい。
1番興味深かったのが銅の卵焼き器で出汁巻。
最初に入れる油、かなり多めに入れていたのだけど、余分の油を拭き取ることもなく1回目の卵イン。するとこんなブクブクになりました。これでいいらしい。これ以降は油を足すことなく2〜3回巻き。
美しい。そしてフワフワ。道具も違うけど、私の作る卵焼きはまるで数十年打ち直していない平たいお布団のようにギチギチ。
そんなこんなで完成した5種類のおかずと、AKOMEYAさんで売っている白米を土鍋で炊いたものでお昼ご飯。
どのおかずも素材の味が活かされていて美味しかった。
今回の道具は決して安くはないけど、手入れを怠らなければずっと使っていけるものだし、安い物を買って何度も買い直すよりは良いかなと思う。本当に道具が美味しくしてくれた。
土鍋で炊いたご飯、とても美味しかった。ムチムチ!
5つの道具のうち、前からずっと欲しかったすり鉢を購入。
今までは100均の小さいものを使っていたので、ずいぶんグレードアップしました。する部分の溝も、手作業でつけれられているものなのでザラザラとしていてかなり強力にすりすりしてくれそう。山芋もおろしたいし、大葉もおろしてパスタにしてみたい。使うのがとっても楽しみです。
料理の腕をがっつりあげたいな。
今後も放送大学に在学したいので、いただいたサポートはすべて授業料にあてさせていただきたいと思います。