介護現場で【いかに仕事をシンプルにするか】考えてみた
こんにちは。今回のテーマは介護現場での「仕事のシンプル化」です。
皆さん、日々仕事を行う上で、マニュアルや指示などによって業務に取り組まれていると思います。私の勤務はデイサービスですが、業務内で守るべき決まり事が多く、仕事も多様化している為、今回、仕事の簡易化(シンプル化)を図る流れとなりました。
月に1度ほど、このような形で業務の棚卸しを行っています。そして、他のスタッフにも報告して頂いております。
業務の進捗を把握することで、残業の抑制や職員のプレッシャー軽減を図ることが出来ます。
主に行う対策として、シンプル化を推進しております。
現場の仕事が遅くなっている。
対応が悪くなっている。
もしくは残業が増えている。
このような状況が散見される時は、
・考え事してる?
・効率の悪いやり方をしていないか(システム含め)
・ルールが複雑になっていないか
・自然とマイルールができていないか(マニュアル外の動きが入っている)
と、着手するべき視点を絞ります。
仕事に追われると、質の低い仕事となりがちです。介護現場のモニタリング報告書などには明確に現れます。(内容の薄さや誤字脱字など)
モニタリングの他にも、見守り体制の不備からくるヒヤリハットの頻発が議題に上がりました。
今回は、「時間が無い」「人手が足りない」事が問題の根幹にあると話し合いで伝えられました。
なぜ時間と人手が足りないのか?解決法はあるのか?ここを管理職として考える必要があります。
仕事は待ってくれません。明日にはまた利用者様が来ます。
単純に考えると「職員数増やしたら良い」となりますが、そうはいきません。年休をしっかり消化していくことも大切です。
なので、業務内容を整理しようと考えます。
利用者様に必要なケアは削れません。
なので、業務分担を見直して見守り(フリー)要因を作れないかを考えました。
その結果、誰がやっても同じ結果が出る仕事を集約して、フリーで動ける人を1人追加で作ることにしました。
具体的には、フロアスタッフ数人で行っていた
・来所時、入浴前後のお茶の提供
・連絡帳の確認
・送迎チェック(状況確認)
・定時のフロア消毒
まだ細かい内容は有りますが、これを1人でしてくださいと言うことにしました。
人数的な余裕が出来た事で現場に余裕が生まれ、効率の改善やヒヤリの減少も図れています。
今回はシンプルに「1人分の余裕を作ろう」と考えてみました。
まだまだ改善点はありますが、自分のストレスにならない程度にマネジメントしていければなと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。