理学療法士…これからも続けられますか?
多くのPTさんが一度は考えた事あるのではないでしょうか?
私も何度もあります。
資格があり、病院が潰れることなど殆どなく仕事的な安定感はあるかと思います。また、再就職のつぶしがきく所も魅力であると思います。
といっても、今はどの業界も人材難で募集は一定数あると思いますが…
私がPTとして就職した13年前から、養成校の急増によりセラピストの飽和状態が指摘されていました。当時の私も不安に思ったものです。
悪い言われ方を紹介しますと、
「セラピストの大量生産により質の低下が叫ばれ、理学療法士の資格も安いものとなった」
という事を聞いた事があります。悲しいですね。自分なりに苦労して取った資格なんですが…
「40~50代になっても今のまま病院でリハしてるのかな…?」
といった感じですが、私の周りにはあまり前向きなPTは居ません。
ベテランになればなる程、現場での責任や大変な方の対応が増えてきます。
精神的に結構きついのです。医療の進歩に合わせて勉強もずっと続けなくてはなりません。
職域はどんどん広がっているという情報は入ってきますが、広がった職域まで行き着くのは一握りかなと思っています。
病院でしか働いたことの無いPTさん
施設でしか働いたことの無いPTさん
産休などブランクのあるPTさん
このような状況で行き詰まり、退職して資格を手放す方も一定数居られると思います。
お給料の事情も含め、PTとしてずっとお勤めするには、個人的に…
・若手にとって心強い指導力がある
・他の職域にいっても堂々と出来るメンタルがある
・他に収入源がある
・逃げ道を使える(他に頼れる)
・管理職クラスになる
・消えない情熱がある
といった方なのかなぁと思ったりします。
PTにこだわらず肩書きを利用したい場合はケアマネージャーの資格を取得しておくのも一つの手かなと考えます。※実際に理学療法士の資格をもったCMさんは時々居ます。看護師さん、介護福祉士さんも多いですね。
ケアマネに限らず、お勤めしながら他の資格取得に向けた動きをされている方も多いと聞きます。
私個人的には第二種運転免許を取得して個人で介護タクシーでも始めようかなーなんて考えてたりします。
福祉業界に10年以上勤めていると妙な自信がついてきました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
これからも楽しみながら投稿を続けます。
よろしくお願い致します。
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