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人の考え

なぜ、人は、人の考えを正そうとするのだろう。
自分は正しいと思い込む。

大抵の人の考えることなんて、
世界中、どこで何をしていようと、
大抵は、大差が無い。

自分の容姿や美容のこと。
恋人、夫との関係、親子関係。
勉強、仕事、キャリア、上司や部下のこと。

大抵のことは、2年もしたら、2度と会わないような
人の言動を気にしている。

大したことではないのに。

翌日になれば、また、別の展開が待っている。
本のページは捲られる。

考えてみれば、誰かが何を考えていようと、
それを変えることなんてできない。

大体、人に言われてムカついたとか
傷ついたことなんて、大抵、
相手は一ミリたりとも覚えていない。

こちらも覚えていないことで
相手が傷ついているかもしれない。
お互い様なのです。

時間は過ぎ去り。
人は、別の人生を生きている。

こんな小さな手のひらサイズの脳みそで、
全ての瞬間に、正しい言動をし続けて、
間違いを犯さないことなんて、到底できない。
人は、欠点だらけだし、間違いを犯す生き物だ。

世界は広い
世界中の人口は81億人いるそうだ

中国に13億人、日本に1億3千万人、

フランスは6千5百万人で、
国の広さは日本の1、5倍だそうだ。

81億もの人が、今現在、どこかで何かを考えて、
いきている。

人生は、短い。
健康でも短い人なら、70代くらいだろうし。
長くても90まで生きたら長い。
病気をしてしまったら、もっともっと短い。

さあ、今日、私は1日に何時間、
ずっとずっと前に人が言った言葉や行動のことを考えて
嫌な思いをしているだろう。
考えてみると、恐ろしいエネルギーの無駄遣いだ。

楽しいこと考えて生きる時間を9割にしたら
多分人生は大きく変わる。
少なくとも、あと1時間、
楽しいことだけ考えてみよう。

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