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【開幕戦】15分後の未来は自分で変えられる

前回は、プレシーズンの屈辱を乗り越えるためのフィジカル改革に取り組み、成果が出始めた、
そして、ついにオフシーズンからスタメンを目標としていた24/25シーズン開幕戦を迎えることになった。

というところまで話しました。

早速ですが、ハプニングが起きました。

以前にお伝えした通り、現在所属しているチームは非常に選手層が厚いです。

他の10部リーグ、何なら6部リーグのチームでもあり得ない、40人ほど在籍選手がいます。

ベストメンバーが揃った時は9部リーグの優勝チームに勝ったりします。

想定外のハプニングは、試合当日の参加希望選手が21人と非常に多いことが事前に判明したというでした。

ルール上、11人がスタメンで交代選手が5人までのため、当日16人しか出場できません。つまり5人はそもそもプレーできないということです。

そのため、監督が木曜日の練習終わりに、まず試合当日に参加できる18人を選んで事前にメンバー発表すると言いました。

常にベンチ要員のため、当落線上にいることは自分でも理解していました。

その後、2日間不安になりましたが、土曜日にメンバー発表がされて、何とかまず18人の中には筆者も入っていました。

先ほど述べた通り、16人しかプレーできないため、試合当日も2人は未出場で終わることになります。

そして試合当日を迎えました。

ずっと目標としていたスタメン発表ですが、、

スタメン発表されるロッカールーム

残念なから外れました。プレシーズン中も1回しかスタメンはなかったため、妥当な結果だと思います。

試合のキックオフがされました。

チームは好調で、前半で無失点に抑えつつ、1得点しました。

後半が始まりました。

他の交代枠もどんどん使われ、時間も無くなっていきました。

チームも失点後に息を吹き返して、得点が爆発し5-1になりました。

スタメンFWは好調&勝っているため、DFばかりが交代していきます。

昨シーズン経験したみたいに、また未出場で終わるかもと焦り、不安になりました。

そして最後の交代枠として呼ばれました。

試合に出場できることはまず確定しました。

一方で、与えられた残り時間はたった15分です。正直、この状況下でメンタルは乱れました。

オフ&プレシーズンに誰よりも全力でトレーニングをしたにも関わらず、

目標としていたスタメンにも入れず、

たった15分しか時間が与えられない序列の低い状況下で、

自分はどう振る舞うべきなのか、

理想と現実が大きく異なる状況下で、交代で入る直前に冷静に自分を見つめ直しました。

考え方は2つです。

やっぱし自分はサッカーが向いてないと考え、諦め腐ってここで終わるのか。

それとも、

限られた時間でも、これを這い上がる契機となるチャンスと捉えて結果を残すのか。

目の前の厳しい現実をどちらで捉えるかで、15分後の自分の未来は変えられると強く信じました。

そしてその強い気持ちで、後者のチャンスとして捉えるという考え方を選んでプレーをすることにしました。

ピッチに入った瞬間から全力でプレーをしました。

そして約10分後、味方がゴールに向かってドリブルした時にタッチが大きくなり、自分のところにボールが来ました。

以下の動画の3つ目のミスにあるように、昨シーズンの公式戦で全く同じ状況がありました。
その時は味方のボール奪うことに対して、申し訳ないという弱い気持ちがあり、自信なく蹴ったので、バーに当たって外しました。

ボールが向かってくる瞬間にその時の失敗がフラッシュバックし一瞬、狼狽えました。

ですが、不思議なことにプレー直前に決断した、絶対に結果を残すというマインドがその不安をすぐに払拭してくれました。

そしてシュートをしたがっている味方にボールを譲らず、自分が決めてやるという強い気持ちでシュートしました。

客観的に見るとカッコ悪いシュートフォームでしたが、結果的にはDFの足の上を超えてポストギリギリのゴールになりました。

今までシュート練習に励んだこともこのシュート精度につながったと思います。

6-1と大勝しましたが、チームメイトからの祝福だけでなく、監督からも高評価をもらいました。

ドイツリーグ公式サイトの筆者の試合記録

プレー前に強く信じ、選んだポジティブな未来が、本当に現実となって目の前に広がり、不思議な感覚でした。

今季初勝利のチーム記念写真

出場時間15分でもゴールという結果を出せたことは非常に大きかったです。

高いストレス下で、ネガティブになっている中、自分で15分後の未来を決めると強く決心し、良い未来を創り出せたことは非常に大きな成長になりました。

そして良いメンタルで、第2戦を迎えることになります。

皆さんももし、自分を信じられないネガティブな局面が来たら、そんな時こそ強く自分を信じて勇気を持って挑んでみてください。

そこで乗り越え未来を変えた経験は、今後の人生において非常に有益な資産となることを約束します。

最後に、アントニオ猪木さんの好きな言葉で以下があります。
この試合では、架空の限界を越えてまた1ミリ成長できた日でした。

“私に言わせれば、「限界」なんて言葉はこの世の中にはない。
「限界」と言うから、限界ができるのだ。
なぜ自分から「限界」という一線をひかねばならないのか?"

….今回は以上です。次回もどうぞよろしくお願いします!

<参考:筆者、超絶オススメの記事>

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