神舞ひろし
ロング・ロング・ロング・ロード最終章になります。 何故自分がこんな身体になったのか。その謎が解明されます。
地図を片手に、主人公と一緒に北海道を旅してみませんか? 旅行記のようで、推理小説のようで、ひと夏の恋物語のような、不思議な話。
神々しい…… ただ素直に、そう思える出来事に 2020.10.28 遭遇しました 今日はその時…
たぶん、誰もやっていない世界を構築したい。 そんな思いで、物語を書き始めていました。…
長年の憧れだった北の大地での長い旅も、あとはこの船に乗って、出航の汽笛を聞くだけとなっ…
少しだけ開けたドアの向こうも薄暗かった。だが、薄明かりに慣れた俺の目には、廊下の奥のリ…
何とも映える場所での待ち合わせになった。 駐車場から二の橋の袂へ向かう途中、五稜郭の…
俺を迎えに戻った長谷さんから、早川芽美は『La petite fleuriste』に戻ったと報告を受けた…
101号室のドアから姿を見せた男は、二十代後半から三十代前半といったところか。 俺の…
目が覚めると、寝返りをうつことすらひと苦労だった。 やはり俺の身体に無理は禁物なのだ…
住宅街に降る雨が止んでも、空が青くなるわけではなかった。 赤い傘を畳み、灰色の雲が覆…
寝る前の心ざわめく電話にも、俺の睡眠欲は負けてはいなかった。よほど身体が疲れていたのだ…
ハネさんはドアを開けるなり訊いてきた、「どうだった?」と。 とんだ変わりようだ。 俺…
施設に必要書類を届けたあと、ともえ大橋のある海側の道を末広町へ向かっていた。 書類な…
とうとう朝はやってきた。 今日は一日、何時鳴るかわからないガラ携を気にしながら、函館…
小さな街に生活音が飛び交う中、それに混ざり込むように相棒を暖機しながら荷物を積み込んだ…
青苗の朝は明るく眩し過ぎた。 窓から差し込む光だけでなく、階下で人が動き回る音すら眩…
今朝の大浴場は昨夜とは違っていた。 どちらの温泉も楽しめるようにとの心遣いか、もしく…