今、キン張してますか?
早速、昨日のエッセイでお初の「スキ」をいただき、なんだか嬉しい気分です。感謝します。
さて。斉藤のテーマである「過緊張と脱力」について、日々説明をしていて困ることがあります。とある解釈で、そもそもの話がずれてしまうのです。今日はそんな話を。
日本語には2つの緊張があるって!
ある時、医療面接をしていたら気がついたことが。
「キンチョー」という言葉のニュアンスが違う!?
そう、ドキドキを意味する心の緊張と、筋肉が収縮するという物理的な緊張をそれぞれ考えていたようです。思えば、自分の頭でも明確に線引きをしていなかったので
「緊張するような場面で(=心)、緊張しやすくなるんです(=筋)。」
なんていう変な話し方をしていたような気もします。
非常にわかりづらいですね。
文章で書いていても紛らわしい
英語であればNervousとTensionといったところでしょうか?
間違った例として、日本語では「テンション上がってます!」
とメンタル的な表現をしますがネイティブの方々にとっては変な英語のようです。
英語レッスンを受けているアメリカ出身のM先生曰く、血圧が上がってプッツンしそうな状態をイメージしてしまうとのことです。
とはいえ、この類の記事ではどちらの意味合いも重要になってきます。
なので、筋肉の緊張は筋張と表記したいと思います。
例:寒い場所に出ると、誰でも過筋張になりやすい。
「筋張」と書くと
「字、間違ってますよ。」と言われそうですが、それはそれで良いんです。非常に棲みわけがしやすくなりましたので。ちなみに、心の緊張に関しては良い当て字がありませんでしたとさ。
それにしてもわがPC、変換するとすぐに金鳥が出てくる…
illustration by moe 小児科専門医 Saito Neon'De'sign
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