- リスキリング vol.21 - 重い扉を押し開けたら
苦手なものから逃げずに取り組んだ・・・かな
秋学期が終わりました。苦手なファイナンスは頑張りました。何せ問題文を理解するところでスタックです。ただ、勉強をやったって気にだけはさせてくれます。面倒なエクセルを使った分析も頑張りました。表示100%だと字がちっちゃくで見づらいから、120%に拡大して。
毎度毎度のプレゼンは大失敗。気分よく話してて、調子に乗って冗談を言って笑わせたら、次のブロックで何を話すか飛んじゃって・・・。良い経験です。ちなみに、恒例の子供を前にした朝のリハーサルでは、"前より発音は良くなった"・・・だって。くぅ、そうじゃねぇんだよ、坊主。頑張ってる父ちゃんを覚えておいてくれよって、そこだよ。
重い扉を押し開ける
次の学期ではインターンシップを行います。秋からいろいろ準備して、見つけました。このまま座学で終わるのは、つまらない、もったいない。と言うか、力がつかない。これで卒業したら学位を取るだけで自己満足にしかならない。焦りはありましてね。少しでも実践して身に付けたい。私、やっぱ学問そのものには向いてないんでね。
いきなりおっさんがインターンって、えっ、お前がかよ、詐欺だろってのもあるかもしれませんけど、しょうがないじゃん。年齢聞かれてないし、要件満たしてるし。いいじゃん、オッケー出してもらったんだから。
ポジションはちょうど学校で習った分野がドンピシャ。だから応募したと言うのはありますが。投資家探し、市場開発、市場リサーチ。部署がやってるのは恐らく資金調達がメインで、となると私がやれることは超補助的なことだと思います。逆にいきなりできないし。けどnoteという強い味方、投資関連はマコトさんにVCの立場から聞いてみたいし、財務は授業よりわかりやすいKei さんの記事を見ながら、復習しようと思います。
実務はまだ先なんですけど、これ観といてねって言うコンテンツを観たり資料を読んだりしてると、そこの組織は成長真っ最中なので、スピード&ダイナミズムをすごく感じます。実際は整ってないだけなんでしょうけどね。同じ部署のインターンはドイツ、あとインド、カナダも東と西と。スゲー、リアル谷川俊太郎"朝のリレー"じゃん。
All hands meeting なんて、昔見たお客さんのLaptop のディスプレイ越しにあった世界があるわけですよ。え、俺、この中に行けちゃうのかよって。夢にまではさすがに見てないですけど、いや〜これが現実になるのかい!っていうね。
探すのはやっぱり苦労はする
元々半分期待薄、半分もしかしたら、くらいでしたけど、甘くはないのが事実でした。50社くらい応募してほとんどスルーされまして、結局3社、OKもらいました。インタビューで終わっちゃったのも含めるとプラス2社。応募要件をじっくり見ていくと、自分のキャリアで満たしてる案件はあったので、粘り強くやっていけばとは思いましたが、マッチするものはある、あります。
一方で、ソファーで寝そべってできるLinkedinのEasy 応募はほぼ反応なし。舐めたらあかんよ、ってことですね。なので力を入れたのはJob Description に応じて相手に食いついてもらう実績=ネタをハイライトしてカスタムするレジュメとカバーレター。めちゃめちゃパターン作らないといけないから面倒だけど、反応があるのはこっち。私は面接を実施することも多くて、レジュメだの面談だの、見る方聞く方の気持ちも、それなりになんですが、目に留まる、留めてもらえるギミック、勘所はあると思います。そこのアイデアは人それぞれでしょうけど。とか言って、レジュメなんかは、AIでサクッと弾かれちゃうから、ピンとこさせる言葉はねじ込まないといけない。
これだからオジサンは・・・
オファーをもらったうちの1社、なんと、オリエンテーション翌日にまさかのクビ。。。クビというか、やっぱあなたをハイヤーできないって。
えー。まあ、、、それもそのはず。現場レベルのミーティングで細かい作業を遠回しに嫌がったら、そういうおじさんは要らないって話になったそうで。それをやるのがお前だろ!って。ここはしまった、そりゃそうだと戒めました。お前何様だって話で。最初で良かったです。
もう1つ、インタビューでダメになっちゃった会社で、セールスのポジションって言うので行ったら、ポスティングやるよって。え、チラシの投函は、、、ちょっとなぁ、雨だし寒いし。で、やりたくないもんだから、やんわり"そのやり方ってベストなんすか"とか、"そもそもターゲットってこの層で正しいんすか。どういう感じでビジネスをスケールさせていくんすか"って細かいことを聞いたら、俄然空気が悪くなって、、、終了。手足は四の五の言っちゃいけないですね。
やっぱり、謙虚、うーんというか、そのポジションに適した成果を出せるようにアプローチしないとダメですね。シニアが"使いにくい"と言われる所以で、私は違うと思ってましたけど、実はすでにそうなっていました。。。
めげずに歩いたその先に
ホント、オリャって重い扉を押し開けたら、また暗い道が続いている訳です。知らなかった世界へのエキサイトメントで不安をかき消さないといけない。
人生こんなんなると思ってませんでしたが、自分では運任せとは思ってません。必然が産んだ偶然。意志あるところに・・・なのです。こうなったからには行けるところまで。後ろには戻れませんし、戻りません。強い気持ちで、もう Go forward !なんです。