サウナ歴4ヶ月の男がサウナに関するインタビューを受ける。④「ルーティン」
聞き手&だてお:
乾杯!!
だてお:
・・・。うわぁ、だめだ。美味しすぎて終わりだ。
聞き手:
終わってるところ申し訳ないんですが、今回はだておさんの「ルーティン」について教えてもらえますか。
だてお:
「ルーティン」ですか。これに関しては決して正解はないので、一つの例だと思って聞いてくださいね。あと正確な情報に基づいてるわけでもないのでなにかあっても自己責任で。
長くなりそうなので一旦全部言いますね。
1.サウナ前は「食事から1時間以上開ける」「事前に水分補給」「アルコールNG」
2.身体を洗う
3.一番熱い風呂に入る。
4.水風呂でタオルを濡らして絞る。
5.サウナ #1
6.水風呂
7.外気浴
8.5から7を繰り返し。
9.身体を洗って終了
聞き手:
流派みたいですね。
だてお:
そうなんですよ。自分もまだ模索してます。ただかなりスタンダードスタイルだと思いますよ。まずサウナに入ると思われる30分前くらいから水分多めに取ります。
聞き手:
えっサウナ入る前からルーティン入ってるんですか。
だてお:
当たり前じゃないですか。水分の他にも食事してから1時間は開けます。まだやったことないですけど、食後に入ると胃に血流が集中するんで気分悪くなるらしいです。あと当たり前ですけど、お酒が入った状態では入りません。
聞き手:
サウナは服を脱ぐ前から始まってるんですね。
だてお:
浴場に入ったら、まず洗体ですね。きちんと洗うと汗が出やすくなるので。自分はナイロンタオルでゴシゴシしたい派です。
身体を洗い終わったら、その浴場で一番熱い湯船に入ります。
聞き手:
サウナ直行じゃないんですね。
だてお:
ここは意見分かれるところですね。「湯通し」って言ったりします。
人間って恒温動物なので基本的に体温って一定なんですよね。だからいきなりサウナに入っても体温上がっていくモードに入るまでに時間かかるんですよ。だから先に湯船に使って体温上昇の助走をしてからサウナに入ってます。
逆に先に水風呂に入っておく「水通し」っていう技もあります。
聞き手:
急に理論的になりましたね。
だてお:
大体3分くらい湯船に浸かります。温まってきたらでいいです。初めて行く場所とかなら一通りお風呂を楽しんでからサウナでいいと思います。
サウナに入る前に水風呂でタオルを濡らして絞ってから入ります。このとき、水風呂の温度を確認しておくと良いです。
聞き手:
タオルを冷やしておくんですね。普段、だておさんはサウナの時間どのくらい入るんですか。
だてお:
時と場合によりますよね。主にサウナの温度とその日のコンディションと相談です。強いて言うなら6分~12分です。初心者の人は「水風呂に入れるかどうか」で判断すればいいと思います。さっき水風呂の温度は確認したので、今の体温なら水風呂に入れるというところまでは入ったほうがいいです。
自分はサウナに入ったらタオルを被る派です。髪を守るのと脳が熱くなるのを防いで、長めに入れるようにしてます。
あと一回目のサウナはあんまり追い込まないです。まだ行けるなーくらいで出ます。
聞き手:
タオルを濡らす行為にそこまでの効果があるんですね。
だてお:
サウナが終わったらお待ちかねの水風呂です。入る前にもちろん汗を流します。基本は水風呂の水で直接かけ湯します。いきなりかけると心臓止まるので、足を先に冷やして身体、頭の順番でかけます。
水風呂は肩までじゃなくて、可能なら首裏が浸かるくらいまで入ります。首を冷やすとしっかり身体が冷やせます。水風呂って呼吸が少なくなりがちなんですけど、禅の呼吸で鼻から吸って、口から吐くを意識します。鼓動が早くなるか、吐く息が冷たくなってきたら出ます。
聞き手:
確かに冷たいと無意識に息止めちゃいますね。
だてお:
水風呂から上がったら水滴をしっかり拭いて外気浴です。ここでも禅の呼吸で。正しくサウナに入れていれば外気浴は冬でも寒くないです。
あとはこれの繰り返しですね。さっきいい忘れていましたがサウナに入る前も身体の水滴を拭き取ってからの方が汗の出がいいのと、サウナマットが濡れないので快適に過ごせます。
聞き手:
やっぱり色々考えられてるんですね。
だてお:
まずはスタンダードスタイルでやってみて色んなサウナーのいいところを取り入れていくのがいいと思いますよ。自分だけのルーティンでととのってください。