入園前夜
じゅんちゃん、入園前夜。
なんか感慨深すぎて、眠れない。
明日の荷物を確認し、明日何着て行くんだろう、どんな髪型で行くんだろうって考えたら眠れない。
保育園を辞めてから、丸2年。
生後7ヶ月で保育園に入った時は、こんなにも長い時間を家で一緒に過ごすことになるとは想像してなかった。
1歳7ヶ月から3歳7ヶ月になる今まで、毎日一緒に過ごしてきた日々。
一生忘れないこの濃密な2年の日々が明日終わる、ってことがやっぱり感慨深すぎるから眠れないんだな。
正直後悔もたくさんある。終わらない夜泣き、壮絶なイヤイヤ期、そこに第二子の妊娠期間とコロナ自粛とリモートワークが重なって、正直気が狂いそうなほど苦しかった。
紬が生まれてからも、今度は2人育児、ワンオペが続く日々もあって(今現在そうだけど)余裕が持てなくなることもしばしば。
そんな中で、旬はいつも私のイライラの矛先になってしまったし、仕事や妊娠や下の子の存在を理由に、思う存分遊んであげられないこともずっと多かった。
それでも旬はわたしと家で過ごした2年間、楽しかったかな?ママ、ママって何度も何度も泣かせてしまったし、伸ばされた手を邪険にしてしまったこともあったけど、それでもおうちで過ごした日々は間違いじゃなかったかな?
とにかく毎日毎日、精一杯やってきたつもりだけど、思い返すともっともっと愛を与えられたんじゃないかって後悔もしちゃうな。
だけど、毎日朝ごはんを一緒に食べて、一緒にテレビを見て、一緒にお昼ご飯を食べて、お散歩して、公園に行って、お絵かきをして、お買い物に行って、絵本を読んで、ママの友達に会って、しょっちゅうカフェにも行って。旅行も行ったよね。
何気ない日常だけど、旬と一緒にいると毎日面白いことが起きて、とんでもないハプニングが起きて、お腹いっぱいになるくらいの愛をもらいました。
この2年間で、お母さんとして、1回りも2回りも成長した、これだけは胸張って言えます。だからわたしは旬ちゃんと一緒に過ごさせてもらえて本当に良かった。至らないママだけど、旬のおかげでたくさんのことを学んだ。一緒に過ごせてよかった。
楽しかったの一言じゃ語れないけど、それでもこれから先の人生で思い返しても、きっと一番濃密で、一番つらくて、一番楽しくて、一番キラキラしてた日々だと思う。
ママダメダメで、たくさんごめんね、そしてほんとにたくさんありがとう。
これから先は旬の人生が始まるね。もちろんもう始まってるんだけどさ。ママとパパ以外のたくさんの人たちと出会って、好きなことを見つけて、毎日を楽しんでね。
去年紬が生まれて、旬はイヤイヤ期真っ盛りで、本当に体力的にも全てがしんどくて、藁をもすがる思いで一時保育に連れて行ったとき、旬は暴れて泣いて泣いて、先生が「お母さん、置いて行っていいですよ」って言ってくれたけど、なんか置いていけなくて連れて帰りますってゆって一緒に車で帰ったときのこと思い出す。
帰りの車の中で、「行きたくないなら行かなくていいよ」って口では言ったけど、何で行けないんだよ、行ってくれよって顔に書いてあったよね。笑
あの時「3歳になったら幼稚園行くね、ママごめんね」って言ってたけど、今そんな旬は幼稚園始まるのをすごい心待ちにしていて、あ〜ちゃんと準備ができたんだなって、安心してる。そんなことを言わせて、あの時はごめんね。
君はちゃんと自分の中で、タイミングを迎えてやれる人だし、これから先も、私の方が焦らずに見守る、旬のタイミングをただ待つ、
そういうお母さんでいよう。
2年間のいろんなことを思い出して、涙が出ちゃうな。
ほんとに愛おしいよ。頑張ったママもほんとにお疲れさま。
もう寝よう、おやすみなさい