上手いバンドに共通する3つの考え方
上手くなるバンド(人)に共通する3つの考え方
上手くなるバンドとそうでないバンドの違いは考え方において明確な違いがあると思うんです。
20年以上(長い!)のバンド経験者として「上手いバンド」に共通するポイントとして以下の点が考えられます。
1.やりたいことや目標が明確で、それに向かって効率的に練習する
2.他人の演奏から刺激は受けるが、自分達との比較で劣等感を感じない
3.プライドを捨てて自分より上手な人から教えを請うことができる
一方、「上手くならないバンド」は、上とは逆で以下のような特徴があると思います。
1.練習に一貫性がなく無為に時間だけが過ぎて何をやりたいのかが見えない
2.他人の演奏に嫉妬や酷評するが、自分達の成長に活かすことができない
3.プライドが高く第三者の人から教えを受けることができない
上手くなる理由を考える
具体的に見ていきましょう。
1.やりたいことや目標が明確で、それに向かって効率的に練習する
目標は何でもいいと思います。
「ライブをやりたい」でも「モテたい」でも「プロを目指す」でもかまわないです。
目標・ゴールがあればひとまず前に進むモチベーションや一体感が生まれます。
逆に目的・目標なくスタジオに集まっても得られるものは殆んどない。
ここで大事なのが”効率的”であることです。
闇雲に時間だけ重ねても正直上手くはなりません。
つまり何が駄目なのか!を自覚できていないバンドは進歩も望めないということ。
ではどうするか?
できるだけ自分たちの演奏を客観的に分析できる方法・ツールを持つことです。
といってもそんなに難しいものではなく、少なくとも練習をビデオで録画してメンバー間で問題点を自覚したうえで改善点を共有し、次に繋げるサイクルを持つ。
いわばバンドのPDCAサイクル(Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善))を回していくことに他ありません。
2.他人の演奏から刺激を受けるが、自分達との比較で劣等感を感じない
自分たちに比べてテクニックやパフォーマンスに優れたバンドに出会ったり、ライブイベントで共演したりする機会があります。
そんな時は正直委縮してしまい、出番を前に逃げ出したくなるものです。
ここで厄介なのが”劣等感”です。
劣等感は進歩の最大の障害になります。
・やる気が薄れる
・マイナス思考になる
・人間解明(メンバー間も)がギスギスする
など良いことがありません。
前向きな姿勢こそが、新たな気付きやチャンスを呼び込むことになると思います。
3.プライドを捨てて自分より上手な人から教えを請うことができる
そして謙虚さです。
とかく人は自分を高く評価しがちですが、「上には上がいる」ことは自明の理!。
ならば自分に無いもの、自分より優れた人(の演奏)を認めた上で、学ぶ(真似ぶ)姿勢は大切です。
それは自分達より年下であろうが経験年数が短かろうが関係ありません。
というか、この姿勢がないとそこで頭打ち、それ以上伸びず退化のみだと思います。
また上手いバンドとそうでないバンドの特徴については以前こちらで紹介しました。
まとめ
このように、上手くなるバンドとそうでないバンドの違いは、「練習の仕方」だけでなく、「練習の姿勢」や「音楽への向き合い方」にも関係していると言えます。
相違点とそう思う理由を以下にまとめてみました
今年も、がんばりましょう(笑)。