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ギタリストのためのスランプ脱出法

長くギターを続けていると、時としてスランプ(あるいはマンネリ)に陥り、どうしてもやる気が出ない時があります。

原因は様々で、技術的な問題、創造力の低下、モチベーションの低下など。。。。

スランプになったと思ったら、諦めて放置するのではなく前向きに対処して一刻も早くスランプから抜け出す方法を探しましょう。

スランプという落し穴にハマったら・・・

第1段階:スランプの原因を探る

避けることができないスランプですが、いち早くこの状態から脱出するには、まず自分が何に悩んでいるか・・・を明確にすることです。

だいたい下記の3つが当てはまると思います。

1.技術的な問題

・技術的なスキルが低下もしくは限界を感じてしまう状態

例えば、
✔以前よりも正確な指使いや速度が出せなくなってしまった
✔難しいフレーズを演奏できなくなってしまった

2.創造性の低下

・バンドを維持・コントロールする能力が低下してしまう状態

例えば、
✔曲を仕上げるために必要なアレンジのアイデアが浮かばない
✔バンドの向かうべき方向性や目標について明快な答えが見えない

3.モチベーションの低下

・演奏や練習に対する意欲が低下してしまう状態

例えば、
✔演奏や練習そのものに対して熱心でなくなってしまった
✔ライブでのパフォーマンスに興味を失ってしまった

第2段階:スランプからの脱出

出口を探せ!

スランプの原因を自分なりに見つけたら、それに対処する方法を考えます。

・技術的なスランプの脱出法

1.練習方法を見直す

ルーティーンを繰り返すのではなく、今までとは違ったテクニックへの挑戦や新しいアプローチを試してみるなど練習方法そのものを工夫して変化を持たせる

2.新しい曲に挑戦する

新しい曲にチャレンジすることで、自分が知らなかったテクニックやアプローチに触れることで、新しいモチベーションになることも

3.引き出しを増やす

例えばジャンルの違う曲目にも挑戦することで、自分のレパートリーを広げつつ新しいアプローチを見つけることもできる


・創造的なスランプの脱出法

1.別ジャンルの音楽を聴く

別ジャンルの音楽を聴くことで、新しいアイデアを得ることがあります。

例えば、ジャズやクラシックから異なるコード進行やリズムのヒントを得るなど

2.コラボレーションする

ライブハウス主催のセッションなどに参加して、新しい音楽的アイデアや新しいアプローチといった刺激を得る

3.休憩する

スランプ時に無理に練習しすぎるとストレスが溜まって逆効果になることもある

時にはギターから離れてリラックスしたり、他の趣味や音楽に触れる

・モチベーションの低下の脱出法

1.目標を設定する

再度、具体的な目標を設定することで、演奏に向けたモチベーションを取り戻す

2.ライブをやる

ライブは一番の特効薬!(劇薬でもあるけど・・・)

自分が一番安心・落ち着けるライブハウスでライブが持つ高揚感や満足感が忘れかけたモチベーションを呼び覚ます

3.周りのミュージシャンと交流する

1人で悶々とするのではなく他のミュージシャンと交流することで、刺激を受けることができ、モチベーションが高まる

まとめ

ギターは楽しく弾くことがなにより大切ですが、一方でスランプやマンネリは避けられない現実でもあります。

そうであれば、少しでも短時間でスランプから脱出できる方法を普段から考えておくことが重要だと思います。

ただ、その原因がさまざまであるようにスランプ脱出法も一つではなく、自分に合ったやり方を見つけて実践することが大事だと思います。

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