東京都心・ビル街に囲まれた庶民のオアシス、もんじゃの街・月島をプロデュースする!~コンペ観光チームの取り組み ~【前編】
はじめに
こんにちは!
DA アナリスト5G所属の竹蓋と申します。
今回は私が所属する、ビジュアルアナリティクスラボ内、コンペ・PJチャレンジ部門・観光チームから、8/25 (日) に行ったフィールドワークの模様と、それまでの道のりをまとめたものの前編です。
テーマが決まってからフィールドワークに至るまでの道のりをまとめました。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
▼私の作成したVizはコチラ
https://public.tableau.com/app/profile/misaki.takefuta/vizzes
ビジュアルアナリティクスラボや部門についての詳細は以下のリンクへ
道のり①もんじゃ振興会協同組合へ訪問&振興会の理事の方へアポ取り
テーマ決め
オープンデータバトルに参加すること・対象エリア・所属チームが決まり、まずは各チームで今回のオープンデータバトルで取り扱うためのテーマを決めることになりました。
メンバーは4名。それぞれが扱いたいテーマを持ち寄り、MTGの場でプレゼンを行いました。
チーム内で話し合いをした結果、観光チームで月島エリアなのだから、月島の言わずと知れた名物「もんじゃ」を題材にすることに決まりました。
まずは振興会協同組合へ
「もんじゃでのまちおこし」をテーマに決めてまず初めに行ったことは、もんじゃ振興会協同組合への接触でした。
もんじゃ振興会協同組合とは:
もんじゃストリートと呼ばれる西仲通りを中心に、約60店舗のもんじゃのお店が加盟している協同組合。
(参考)月島もんじゃ振興会協同組合 公式HP https://monja.gr.jp/
上記HPをメンバーで確認したところ、組合内でもデジタル技術活用プロジェクトを行っていたことがわかり、私たちの話に興味を持っていただけるのではないかと感じました。
そのため、まずは一度実際に訪問してみて、「話を聞いてもらえる時間をいただけそうか」「そもそも私たちの話に興味を持ってもらえそうか」を確認することにしました。
そして実際に振興会協同組合へ訪問して話をした結果は…惨敗。
アポ取り
それもそのはず。
もんじゃ振興会協同組合はもんじゃストリートの一角に総合案内所を窓口として構えているのですが、店舗で対応してくださった方はパートの方で、こういったことの対応は受け付けていらっしゃいませんでした。
それがわかっただけでも良しということで、その日はひとまず撤退。
後日改めて急な訪問になってしまったことをお詫びするとともに、持ち込みのお話を聞いてもらうためにはどうすればよいかを伺いました。
その結果、組合の理事の方が経営されるお店のお名前を教えていただくことができ、そちらのお店で無事にアポイントを取ることができました。
道のり②店舗訪問
実際に店舗に訪問してヒアリング
実際に訪問した日は、私たちが得意とするビジュアライズやウェブマーケの話をするとともに、振興会協同組合側はどういったことに課題を感じているか、また、もんじゃ振興会協同組合としてご協力いただけるかに重点を置きつつ、状況のヒアリングを行いました。
感触としては好感触!
私たちの活動にも興味を持っていただき、悩みや課題として感じている部分などのヒアリングも行うことができました。
ただ、ここで2つの問題点が…
それは
「協同組合全体としての協力ではなく、まずは1店舗からやってみて規模を拡大していくよう計画を変更する必要があること」
「データは自分たちで一から収集すること」
の2点です。
1つめは、「もちろん協力したい気持ちはあるが、いきなり振興会全体でというのがどうしても難しいため、まずは今いるこの店から初めて徐々に規模を拡大する方が受け入れてもらいやすいと思われる」とのこと。
2つめは、「店側からデータは提供できない(提供できる形で持っていない)」という現状があり、データはどういった形にしろ自分たちで取得する必要があるということでした。
正直、2つめの問題についてはフィールドワークという形で進めればいいので、そこは特に重要視する必要はなかったのですが、問題は1つめ。
私たちが参加するオープンデータバトルはその名の通り、1つ以上のオープンデータを用いてViz化した内容をもとにプレゼンをする必要があります。
しかし、協同組合としての協力ではなく1店舗のみのデータをオープンデータとして収集するとなると、お店の詳細の売上や客層などの数値が必要となり、収集できたとしてもそれをオープンデータとして公開することは躊躇われました。
その後のミーティングで方向転換へ
そのため、ヒアリング後に再度チームメンバーでミーティングを行いました。
もちろん「1店舗からでも良いなら協力したい」と言っていただいたことにお応えしたい気持ちはありましたが、どうしてもオープンデータとして公表することがネックになってしまいました。
その結果、今回はもんじゃ振興会協同組合の協力を得てデータを取得するのではなく、自分たちの力で月島エリア8ブロックの飲食店の店舗データをすべて収集し、月島エリアで はしご酒をする際のルートを提案するためのBizを作成するという話にまとまりました。
そのために、フィールドワークを行い、該当エリア内の飲食店の情報を取得する必要が出てきました。
前半はここまで
お読みいただきありがとうございました!
前半ではフィールドワークをするに至るまでの道のりを書かせていただきました。
ここまで至るまでも大変だった…!
次回はいよいよフィールドワーク当日の模様とその後のデータ精査についてまとめます。
よろしければ引き続きお読みください(^^)
それでは!