恒例 烏梅作り体験研修会@月ヶ瀬<奈良じかんvol.3>
7月3日早朝の奈良は快晴!!
前日の雨が嘘のよう。
昨年同様快晴とは
気分もあがります!!
今日・明日が
本来の奈良旅の目的であり
また、奈良を好きになってくれたらなぁ
という私的な目的もおまけについています😊
中医学・薬膳を学ぶ者として
完熟梅を使用するという
日本独自のものではありますが、
完成するまでの一連の流れについて
地域と連携しながら
伝統産業を再生し烏梅文化を継承する。
そして、新しい循環を作ることで
森も守ることにも繋がる
ということにも意識が少しでも向けられたら
この企画も意義あるものになります。
そもそも烏梅ってなに?という話ですが
烏梅は中国から遣唐使が持ち帰ったものの一つで、
梅の果実を伝統的な製法で燻製にしたものです。
『うばい』と読みます。製法体験だけでなく
漢方薬の原材料として、
紅花とあわせてできる紅色の染料として、
更には口紅や頬紅にも使用されてきた、
という1300年の歴史のなかで
今やこの技術を継承している農家さんは
梅古庵十代目中西さんだけとなりました。
烏梅を作るのも年に一度!!
干された烏梅の背景もまた稀有なもの。
太陽と土と抜ける風・・
恩恵を受けてそこにいる私達
数週間の限られた期間内に
貴重な体験をさせていただくという
スペシャルな企画です。
烏梅の活用法は酸梅湯がありますが
他にも日常使いに
ドリンクやソースなど
料理面でも楽しめます。
今年はザ・驚きからスタートの朝。
紅花畑や棗のある敷地内に到着や否や
立派なお社・工房が建てられていたのです。
お社内も伝統工芸がここそこに見受けられ
到着後数分でテンションあがりまくり!!
次回はこちらで
紅花染めを生徒さんと体験する企画話もちらほら。
話を詰めていく予定です。
学問の神様や梅林に守られて
これからのご活躍が益々楽しみです。
暑さもピーク。
汗だくとはいえ
小高い敷地内を吹き抜ける風は
日常では味わえない心地よさ。
全てが自然の恵みのものを使っているからか
遠い昔の匂いや音をカラダが
思い起こしているのかもしれませんね。
作業後の昼食はお母様お手製のもので
これまた最高のおもてなし。
参加者全員大満足の大満腹でございました。
とにもかくにも
生徒の皆さまの喜びと感動を浴びながら
今年もまた
嬉しさこみあげる作業場でありました!
明日はいよいよ山添村目指します。
キハダ剥がし体験研修会!!
何度も何度も先方と擦り合わせ・確認を繰り返し
ここまで漕ぎ着けました。
山林なので
曇りぐらいがちょうど良いなぁ
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