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救急車

結局、全然眠れなかった私。
夢か現実か分からないような夢を見ながら朝までの時間を過ごした。

なんせ、1人で起き上がれないという父。なので、夜中トイレ行きたくなったらLINEしてとお願いしていたので、
夜中じゅうLINEが来るか来るかと気が抜けない状況だったのだ。

結局朝までLINEは来ず。

ちょっと早めに起きてみると、
母が、
自分で明け方トイレ行けたみたい。今は38.5度くらい。
昨日よりは全然マシ。
と言っていた。

私と母は朝から近所の薬局に病人用の飲み物やらを買いに出かけた。

10時頃になってまた部屋から父が呼ぶので行ってみると、身体が熱く、また立ち上がれないという。目が回って腰が立たないらしく、よちよち歩きでさえ厳しい状況。

どうしたものか。
熱を計ってみると40.8度。

全然下がらないじゃないか。
むしろ悪化している。

少し悩んで、病院に電話をした。
昨日夜間電話した時と同じところに連絡してみた。

内科が忙しいらしく電話が繋がらない状態らしく、
40.8度であれば救急車を呼んで、救急隊と病院で連絡とってもらった方が早いと受付の方に言われた。

救急車を呼んでいいレベルが分からない。
気安く呼んじゃいけないし、、

だけど、高熱が続いて下がる様子がないし、自力で立てないから自分で病院行けないし。

やむなし。
人生で初めて救急車を呼んだ。
人生で初めて救急車に乗った。

救急隊の方々はとても優しく親身に対応してくれた。
引き受けてくれた病院の看護師さんたちも優しかった。

待合室で長時間待たされることになったが、点滴を打って検査をし終えた父はすごく元気になっていた。
自分がどれだけ大変だったのか、よく喋るったらありゃしない。
我々の方が疲れてるのだと伝えたい。

お医者さんからは、
検査結果に大きな問題はなく、発熱の原因は不明なのだが、今の状態はかなり良くなっているように見受ける。
と言われた。

やはり病院の状況的に入院は出来ないらしく、今日は帰るしかないとのことで、タクシーに乗って帰ってきた。

家に着いた時点で熱は36.8度。

元気にお粥を食べ、ポカリを飲み再びベッドに横になった。

寝ている間に母と買い物に行ってきて、
今、夕方になって熱を計ると37.4度。

点滴の効果が切れたらまた高熱になるのだろうか…

疲れたなぁ。
寝不足。

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