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疲れと安心

今日は眠れるかもしれない。

昨日は夜に急患として病院に行き、昼間よりも更に詳しく検査してもらった。

待ち時間、4時間近く。
昼間と併せて8時間近く病院に座って待機していた。

結果的に父は入院して治療することになった。

昼間は原因が分からないと言われ帰されたが、原因は分かった。
検査入院の合併症と思われる。

自分の判断が間違っていなかったと確信した瞬間だった。
あのまま家で朝まで寝かせていたと思うと、本当に怖い話。

普段をよく知っている人が、あれほど意識を飛ばしかけて、うわ言まで言って、自力で起き上がれもしない。
その状況自体が私にとって恐怖だった。

1〜2週間の入院。

母と家に帰ってきたのは午前2時を回っていた。

昨日は1日のうちに色々なことがありすぎて、眠りが浅い夜を過ごした。

検査入院なのに、検査が原因で重篤化した父。
かわいそうでならない。

今日父に送ったLINEがあまり返ってこなかったので、寝ているのか、具合悪いのか心配していたら、
夜になって母宛てに父から電話があった。

病室の電波が悪く、LINEが受信できたり出来なかったりする。
体調はあまり変わらず今も38度くらい。
とのこと。

横から聞こえてくる声はしっかりしていて、安心した。

万一、悪寒や目眩があっても看護師さんや医師がすぐ近くにいる安心感。

その安心感は、本人だけのものでなく、
母と私にも同様に与えられたものだった。
もちろん絶対のものではないけれど。

明日は仕事なわけだけど、
今日こそはちゃんと眠れるだろうか。

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