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迷走してる時に読んだ「やりたいことの見つけ方」#1

今回は下記の書籍を読んだので内容を忘れないようにポイントや共感できた箇所を記載します。
本って悩んでいたことが言語化されていて、自分がもやもやしていたことのアドバイスが書いてあるから本当に参考になりますね。

今回の記事は、冒頭から呼んでいただけると嬉しいですが、長くなるため目次から気になるポイントを選択して見るのもありです。
数回に分けて記載していきます。

対象の書籍

世界一やさしい「やりたいことの見つけ方」ー八木仁平

書籍を読んだ理由

「やりたいことをやっていく!」と考えて色々やろうとしたものの、スキルが無くてやるには時間がかかることや「やった結果何が残る?」と無駄に悩みまくってしまいました。
結果、迷走に入り徐々にやる気が下がっていったので、その整理のために購入しました。

やりたいことの無限ループとそれ以外の負のループ

やりたいことの無限ループに入ると、「学ぶ」「実行する」「スキルがたまる」「お金が入る」の循環ができる。やりたいこと以外を仕事にすると不安や後悔が生まれる。そのストレスが消費や娯楽などでお金消えたり、成長が止まる。負のループに入る。

まさに現状がこれ。休日は、Youtubeを見たり、ゲームをして過ごし、あまり使わないのに高いものを買ったりしています…
そして仕事がつまらないため新しい知識を取り入れなくなる…
昔のSE時代は、めちゃくちゃトレンド技術を調べ、検証し、報告をしていたにもかかわらず、今はもう惰性で生きているこの毎日よ…

年齢を重ねると「やるべきこと」に縛られる

人は年齢を重ねるごとに外部からの期待により生まれた「やるべきこと」にがんじがらめにされる。「社会人・上司・親・夫・妻としてやるべきこと」が言い訳として足を引っ張る。さらに、しがらみや常識を身にまとい。より不自由になる。そして、「学生時代が一番楽しいんだから、今のうちにあそんでおけよ!」と若い人へアドバイスするようになる。

これは、社会人になってから常々感じます。『やりたい』ではなく、「やらないといけない・やるべき」で行動することが多くなり、『やりたい』の時間が極端に少なくなる。結果、毎日が楽しく無くて、無駄な消費や無駄な行動に時間を費やしてしまう怠惰な自分が出来上がってしまう。まさに歯車会社員です…
アドバイスについては、学生の頃に何度も聞きましたし、社会人になってからも同僚や上司から聞いたりします。この理由は、社会に出てから納得しました。
大半の社会人は、「やりたくないこと」を仕事としている人たちが大半であり、別の道を示すわけではなく、同じ苦痛を味わって欲しいという願望から来ているのだなと考えています。
正直、過去の自分もそういう時期がありました…

「やりたいこと探し」の間違った考え

1.一生続けられることでなければいけない
2.やりたいことを見つけた時には運命的な感覚がある
3.人のためになることじゃないといけない
4.見つけるには行動するしかない
5.やりたいことが仕事にならない

この間違いは、学生の頃から今までずっとこの考えでした。
「やりたいこと」を見つけるために考えているのにこういった縛りが頭にあったせいで浮かんでこなかったんだなと反省です。
人は、飽きるし、自分が楽しくないと続かないし相手も楽しくないですよね。また、実現手段などをはじめから考えていては、浮かんだものがすぐに除外されてしまいますよね。そんなことじゃいつまでたっても「やりたいこと」なんて決まりませんね。

ただ、ひとつ誤解がないように補足をすると「やりたいこと探し」の間違いであって、それ以外のテーマでは必ずしも間違いではないので注意です。

やりたいことがわからない理由

選択肢が多くなると、やりたいこと選びは難しくなる。「ジャムの法則」がまさにそう。多すぎる選択肢の前で立ち止まって「選択しない」という選択になる。また、「やりたいことがわからないのは行動が足りないから」と様々なことに手を出してもさらに選択肢が増えるだけでますますわからなくなる。

確かに現状色々と興味があったものに手を出してみたもののさらにあれこ れ ”実現手段” を考えてしまうようになり、結局混乱してます…

「メリット」で考えて判断することは危険

時代の変化が早い中でメリットで「やりたいこと」を考えるのは危険。世界の時価総額ランキングを見ても明らか。数年後にメリットが無くなっていることが往々にしてある。
「どうすべきか」というメリット・デメリットで考えていては迷い続ける。迷って自己啓発書などを読んで影響されても所詮は他人の軸であるため、軸がぶれてさらに迷うことになる。
自分の軸をぶれないようにする必要がある。
「どうすべきか→他人を見る」ではなく、「どうしたいか→自分を見る」で考える。

私も「IT業界は稼げる」というメリットで入った業界に入った口なので理解しています。別にIT業界以外でも稼げます。そもそも、私はスタート時に社会に対する情報量が少ないままに就職してしまったので根本的な考えがズレていたなと感じています。
まさに、他人の軸に流されて、自分の軸を持たないまま進んできてしまい、現在の自分がいます…楽しくありません…

「本当にやりたいこと」を見つけるための重要な3つのピース

1.好きなこと
2.得意なこと
3.大事なこと

「 好き × 得意」で「やりたい こと」だけが見つかる。
「好き×得意×大事なこと」で「本当やりたいこと」が見つかる。

「好きなこと=やりたいこと」ではない。好きなことは、ずっと成長し続けていける。
「得意なこと」は、『自然と人よりもうまくできて、やっていて苦が無く心地よいこと』。「得意なこと=スキル・知識」ではない点は注意。
「得意なこと」は、どのような仕事・場所でも使えるが、「スキル・知識」は、活用範囲が限定される。
「大事なこと=価値観」は、安心して生きたいなどの状態を表す。

考え方の例
・What = ファッション
・How = 物 作り を する
・What × How = ファッション 関連 の 物 作り を する

ここは最後に整理して実践してみます。

「好きなことで生きる」は間違い

「好きなこと」を仕事にするのは自己満足。仕事の目的を見失って失敗することが多い。お金は、相手に与えた価値の分もらえる。
「好きなこと」は一生は続かない。

この件は、Youtuberが流行り始めたタイミングから出てきましたよね。
「好きなことで生きれたらどれだけ良いことか…」当時は何度も思い、やってみて途中であきらめるということを繰り返していました。
今考えるともったいなかったなと思ってしまいます。

「細かい実現手段」を考えてはいけない

実現手段を考えるとやりたいことの思考にブレーキがかかる。目的地を明確にするとおのずと「実現の手段」は自動的に決まるため、そのあとでいい。

まさにここも陥っていました。「本当にやりたいこと」を考える前に実現手段から思考が始まっていたことは反省です。だから、「○○はできない」「○○はもう誰かがやってる」といった思考停止する考えになっていたということですね…

【#1はここまで】

冒頭だけを読んでも如何に自分が「やりたいこと」を考える思考状態でなかったかがわかります。数十年間、自分の現状について、仕事が忙しいからと自分で考えることを避け、楽なほうへ楽なほうへ考えてきた結果が今なのだなと実感してしまいショックです。
なぜこうなってしまったのだろうか…今更考えても仕方が無いのでこれからどうしたいかを人生の節目なので改めて考えていきます。

別途経験談として、同じ道をたどらないように「なぜこうなったか」は、書こうと思います。その際は是非、反面教師のような資料として読んでいただければ嬉しいです。

それではまた次回でよろしくお願いします。

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