![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162222390/rectangle_large_type_2_0d31dd344361b7f6bd922526cb5320e6.jpeg?width=1200)
バイエルン放送交響楽団が演奏するシェーンベルク「グレの歌」
グレの歌、最初に聴いたのはブーレース指揮BBC交響楽団でした。長大なトリスタンとイゾルデに慣れ親しむ事が可能になる前にこちらに魅了されましたね。イェンス・ペーター・ヤコブセンにも興味あったし。語りのギュンター・ライヒのシュプレッヒ・シュティンメ、最後だけ高らに歌い最後のクライマックスに繋ぐアイディアは秀逸で他に類が無い。
CD時代になると小澤征爾さんやアバド、シャイー、ラトルにシノーポリ、ギーレンなど百花繚乱。
その中でひっそりCD化してたのが
1965年5月の何とライヴ録音、クーベリックさすがの凝縮力。Herbert Schachtschneider (Waldemar), Inge Borh (Tove), Herta Tpper (Waldtaube), Kieth Engen (Bauer), Lorenz Fehenberger (Klaus-Narr) and Hans Herbert Fiedler (Sprecher)。
個人的にはインバル盤への思い入れが強いけれども、この映像を観て、マリス・ヤンソンスを再認識した。何と円満な音楽に聴こえてしまう事か。
シルヴァン・カンブルランさんと讀賣交響楽団の演奏も宝物。
で就任早々もうやってんのな、やっぱ凄えなラトル。
思った通り結局ドイツの放送交響楽団が過半数だぜ、この曲の記録は。