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ついに!お弁当持参で一日中の付き添いが始まった!!【思い出】

9月1日。
学校にうまく通えない子どもたちに
とって、いちばんイヤな日。

内閣府が発表した情報によると
過去40年間の18歳以下の自殺者数は
9月1日の夏休み明けに集中している
という事だ。

小学1年の娘は、学校にうまく通う事が
出来なかった。彼女にとって
9月1日は、恐怖の日だ。

じいちゃんの家から自宅に戻った
8月6日頃から毎日のように
「あー、学校イヤだなぁ。」と
呪文のようにつぶやいていた。

夜は
「学校でイヤな目に遭う夢を見る。」
との事。

覚悟はしていた9月1日。

朝はブルーベリージャムサンドを
半分食べ、泣きながらとは言え
自分で着替えをし、時間になれば
家を出る事が出来た!

トボトボ、トボトボと極めて遅い歩み。

学校に着いた時にはすでに
始業式が始まっていた。

体育館で行われていた始業式には
参加できず、保健室で待機。

1時間くらいして、ようやく
教室に入った。

夏休み明けの最初の日
始業式は参加できなかったけれど
無事に教室に入る事ができてよかった。

けれど、、、

翌日から給食が始まり
学校嫌いが激しくなった。
1学期は1、2時間目までの付き添い
だったのが
5時間目までの付き添いとなった。

ついには、担任の先生が
「お母さんも明日からお弁当
持ってきて、一緒に食べましょう。」
と、仰ったので、、、

2学期が始まって3日目から
わたしはお弁当持参で
登校から下校まで、ビッチリと
付き添いをすることになった。

給食費払うから、わたしの分も
作ってくれないかしら?
わたしも温かいご飯が食べたいわ!
と思いつつ、毎日お弁当持参で
娘と一緒に通学した。

今の給食はなかなかお洒落な献立が
多いのね!1年生のコッペパンって
小さーい!などなど
いろいろな発見があり楽しかった。

最初は新鮮で楽しかった給食も授業も
日を追うごとに、いろいろな「思い」が
芽生え始めたのであった。


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