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シュタイナー学校 二次募集願書配布 勉強会 『申込みボタン』 を ポチリ【思い出】

2017年12月
2学期も残すところあとすこし。
なぜだかまた突然、激しくなった
行き渋りも、少し落ち着き。
朝はイヤだなぁと言いながらも
始業に間に合うように登校でき
大泣きする事もほとんど
なくなってきていた。

週に一度、「こころの相談室」に行く。
火曜日は都のカウンセラーの先生
木曜日は区のカウンセラーの先生が
学校にいてくださる。
保健室の先生にも、お世話になる。

こうやって書き出してみると
なんだかすごく、たくさんの方々に
お世話になっていたものだなと
あらためて感謝の気持ちで
いっぱいになる。

入学式3日目から学校が苦手になって
毎日、激しく登校を拒否するようになり
2学期からはわたしが、いち日中付き添う
母子登校になった。

母子分離不安
HSC
娘の気質についてもいろいろと
学ぶことができた。


・・・。

娘の『居場所』はここではない
という思い。

毎日、毎日、見てきた
日本の公立校の既存教育への疑問。

"みんな同じ"

"先生主導の指導"

"テストのための勉強"

この教育は何のためにあるのだろう?

この思いに蓋をして
6年間を過ごすのは
果たして、よいのだろうか??

答えは

NO

それはハッキリしていた。

シュタイナー教育の本を読み漁っていた
当時のわたしは
シュタイナー教育が善。
公立学校での教育は悪。
と、すら思いはじめていたのだ。

当然ではあるが、善悪の問題では
決してない。

そして、すこし、いやかなり
"アンチ既存教育"になっていたのだ。
これは今となっては、
とても良くないことだなと思う。

物事には良い面もあれば悪い面も
あるのだから、、、。
子どもの適正に合う教育、合わない教育。
というのは確かにある。
だけど、合わないからといって
全否定してしまってはならない。

子どもの適性に100%マッチする教育に
出会うのはなかなか簡単なものではない。

親がどれだけ素晴らしい教育だと
思っても、その教育が子どもに
合うかといえばまた別問題だし

どれだけ素晴らしい教育でも、
それをとりまく環境が素晴らしいかと
いうと、それもまた別の問題なのだ。

「世界は広いのだから、
娘の居場所はきっとどこかにある!!」
そんな思いを募らせながら、
母子登校をつづけていた。

12月が1週間ほど過ぎたころ。

わたしの心はすっかり
従来の学校教育の枠にとらわれない教育
オルタナティブ教育の代表格
『シュタイナー教育』の虜になっていた。

Google先生でなんども検索する。

"シュタイナー "  "学校"
"シュタイナー "  "日本"

日本にもシュタイナーの学校が
7校も存在するということを知った。

12月8日
ひとつのシュタイナー学校がヒットした。
この時までいち度もヒットしなかったのが
不思議なんだけれど。
アジアで初めて創設された
シュタイナー学校だ。

来年度の転入生の二次募集をしていた。
二次募集の願書が配布される勉強会が
1月にあり、その締め切りが
2日後の12月10日と記載されていた。

それを見たわたしは、なんの迷いもなく
『勉強会参加申し込み』
のボタンをクリックしたのだった。

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