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今になってわかったこと。

先日、長女(中2)が通う中学校の野球部の試合を観戦した。

えぇ、誰も我が子はおりませぬ。
うちの子どもたちは誰も野球をやる気配もない。

なので、せめてちょっとでも知った子どもたちが出場している長女の中学校の試合を、我が子を応援する気持ちで観に行った。

しかも、わざわざ午後を希望休にしてまで(笑)

正直、純粋に楽しかった♪

さすがに父兄たちが陣取るスタンドで一緒に応援するのは恥ずかしかったので、人が少ない場所でこっそりと応援した。

えっ、一緒に応援したらええやん、って??

いや、やっぱり

「あの人、誰のお父さん?見たことないけど、誰か知ってる?」

「全然知らん。誰?」

って言われてても何となく凹むし、

「知ってるけど、子どもは野球部にはおらんはずよ。」
「えっ、じゃあ何でおるん?」
「なんでやろねぇ。しかも平日に。仕事は?」

とか言われてるかもしれない、とか考えるとメンタルやられそうだし。

となると、やはりこっそりと静かに観戦するのが得策だ。

やはり、これが良かった。

1人で勝手に親目線で、監督目線で、選手目線で、スコアラー目線で、あれこれ考えながら観るのが楽しかった。

相手ピッチャーのクセを見たり、配球パターンを読んだり、守備位置や動きを確認したり、監督さんの指示を考えたり、選手心理を想像したり・・・

これがホンマに楽しい。

そういえば僕の学生時代にも、必ずファンのようなおっちゃんがいたなぁと。これは案外学生野球あるあるなのかもしれない。

小中高、いずれにもそういう人がいて、ちょくちょく観に来ては、愛ある野次や激励を飛ばしてたなぁ。

しかも、選手一人一人の名前や特徴も把握してたなぁ。

特に高校のときのファンのおっちゃんなんか、ほぼ補欠で過ごしてた僕に対しても、

「おぃ、だるま。お前、せっかく肩ええねん(ボールを遠くに投げるのが得意)から、こうやってたまに出してもろた時にちゃんと結果出して、レギュラー取れや。」

と。
おぉ、こんな僕のことなんかも知ってくれてんねや😂

んで、こうも思ってた。
「あのおっちゃん、普段何の仕事をしてはんねやろ?暇やな。」
と。

でも、今になって分かる。

学生野球はホンマにハマるわ。
我が子がおらんでも愛を持って一人一人の選手に目が行く。

あのおっちゃんらはこういう目線で見てくれてたんやなぁ、と。

ただ、おっちゃんには敵わへんことがある。それは我が子が関係してなくても、野球部に対する愛が大きいことだ。

僕は所詮、子が通う中学校だから、我が子がいなくてもそれなりに愛を持って観戦できた。
が、もしこれが全くの無関係の学校ならそこまで愛着を持てたか?
と言われると自信がない。

そう思うとおっちゃんらの無償の愛には感謝しかないな。

って、訳わからんことばっかり並べ立ててしまった。

で、中学校の試合の結果はどうだったかというと、

見事に勝利を飾った!!

長女からは
「野球部、弱小らしいで。で、相手は優勝候補らしい。」
と。

確かに序盤の展開からすると、負け確定の空気であった。実力差が大き過ぎる。

5回の時点で「0-5」
僕は用事があったので、そこで帰った。そのまま点が取れずに試合終了したんだろうなぁ、と思っていた。

が、

用事が終わって家に帰ると、長女から「野球部、勝ったらしいで!」
と。

えぇ、あの展開からどうやって逆転したん!?
ってな、完全押されてた試合をひっくり返してたらしい。やっぱり諦めず、最後までどうなるか分からんもんやねぇ。

素晴らしい!!
次の試合も頑張れよー!!

僕らにおっちゃんらにたくさんの愛を貰ったので、今度は僕も少しでも球児たちに愛を注いでいきたいと思う(⁠^⁠∇⁠^⁠)⁠ノ

やっぱ野球はおもろい♪

最後まで読んでいただきありがとうございます😊





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