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【影響を受けたアーティスト | DAY1】

家の片付けで大わらわな時にタイムラインで流れてくる投稿が楽しげで、ひと段落したら私もやりたいなーと思っていたので、
<なんとかチャレンジ | 影響を受けたアルバム編>をやりたいと思います。
バトンとか人に負担をかける感じはあまり好きでないので、勝手にはじめて勝手ルールで進めます。
巷のヴァージョンは「ジャケットのみで解説なし」との事ですが、私は選んだ理由やエピソードなどを、Facebok Pageのコメント欄↓に書いていこうと思いますので、是非みてみてください。

という訳でまずは<影響を受けたアーティスト編>
1/10枚目はこちら

Gentleman Take Polaroids | JAPAN
Release date : 1980.10.24 Virgin

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Virgin移籍第一弾、彼等の通算4枚目のアルバム

Japanといえば、5枚目の「ブリキの太鼓」を推す方も多いと思いますが、彼らのアルバムのどれか1枚、となると、私は蒼蒼しい風情と欧州趣味が残ったこのアルバムを推します。

小学校高学年の時に、「頭が悪くなるから」(!)という理由で突然父から、漫画&TV禁止令が出されてしまい、渋々ラジオを聴き出したら、映画音楽、民族音楽、といろいろと面白く、そうやって聞いているうちに英国のロック音楽が自然に耳に入ってきてこのアルバムと出会うのですが、
ニーノ・ロータが好きだったので、B-3の「Night Porter」なんかはすごく耳なじみがよかったんでしょうね。

小学校〜高校まで過ごした熊本は、土曜の夕方6時から洋楽のチャート番組がTVで放送されているような、なかなか粋な環境で、晩御飯時にKISSやチープトリックやナックなんかを観ながら、「あー、これがRockっていうやつかー」と子供ながらにうっすら思っていたりしていたのですが、「彼らのような音楽もロックなんだ」という爽やかな驚きがあったアルバムです。

ブリキの太鼓から聴いた人は、彼らをテクノバンドと捉える方も多いと思いますが、このアルバムを聴くと、彼らは実はモータウンなどの黒人音楽をルーツにした <White Funk>というジャンルに位置する人たちというのがわかります。B-2の「Ain’t That Peculiar」(Marvin Gayeのカバー)のアレンジは秀逸です!

元はと言えば、写真&ドラムを始めたのも彼らの影響だし、モータウンに限らず、ボウイ、ロキシー、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、アンディ・ウォーホール、Profit-5, Oberheim, Chaina cymbal, Fretless Bass, Fender Stratocaster, … と音楽のいろいろな切り口を見せてくれたのも、彼らなので、このアルバムは自分にとってロック音楽の教科書的な存在です。

ちなみに<White Funk>文脈でいうと、彼らの上世代が Roxy Music、下世代が Duran Duranと言われています。

当時は家庭用のビデオはまだ普及していなかったので、このVは行きつけのレコード屋さんの店頭で延々とガン見してました☺️


※元記事:2020年5月16日(Facebook Page)
https://www.facebook.com/natsukinoheya/photos/a.528540340536011/3117966571593362/?type=3


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