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デジタル・シティズンシップ教育

★ICT活用実践備忘録★
今日もあたり前のようにアプリやICTツールを活用して授業していたわけだが

朝タイムで、先日報道された児童による盗撮事件について、児童にわかりやすく且つ不安にならないように語った。

NHK for schoolスマホ・リアル・ストーリーをICT開き期間中に必ず見せるからか、児童はスマホ・リアル・ストーリーの話を思い出し、たくさん議論をすることができ、事件の重大さはわかっていたようだ(詳細は伏せる)。

NHK for school「スマホ・リアル・ストーリー」


私が、かつてSNS上で名前を書き込まれ誹謗中傷を受けた経験談とその時の画像も見せたのもあり、児童は身近にある問題だと認識してくれた。

ICTの活用に至るまでの基礎的な部分、情報リテラシーと呼ばれる部分を、しっかり児童に押さえていなければならない。

子どもの学びは教師の学びの相似形。
SNSにて安直に情報発信や情報に飛びつく人や匿名で日常生活を写真公開する人は心配。

デジタル・シティズンシップ教育という言葉に出会い何年か経つ。

・メディアバランスとウェルビーイング
・対人関係とコミュニケーション
・ニュースメディアリテラシー
・デジタル足あととアイデンティティ
・セキュリティとプライバシー
・ネットいじめ、もめごと、ヘイトスピーチ


この6領域についてCommon Sence Educationの動画を参考にしながら、学年通信等で家庭へ啓発をしたり、パワーポイントで作成した自作教材を国語や社会、道徳などの授業に取り入れてたりしている。

Common Sence Educationより参照

今回の事件は、特に駆け出しの職員と話し合った。

自身のデジタルの使い方が子どもにも影響を与えること。そして、まだ駆け出しなのだから、方法論や活用法ばかりに走りすぎないこと。

私も今一度、児童とデジタルとの向き合い方を考えていく。

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