令和四年八月十六日(9月11日) 第七十八回「お茶会へ行こう」
壬寅己酉丁卯
床 軸 「玉斧修成月」服部南郭筆
花入 黒竹 砧形籠
花 季のもの
釜 南瓜釜 南瓜風炉
敷瓦 雪華文 丸瓦 市川博一作 鬼佛庵楽生贈
濃茶
棚 隅切棚 石州好
水指 朝鮮唐津 武村利左衛門作
茶器 京瀬戸 茄子 桶谷定一作
飾棗 真塗 糸目爪紅吹雪 石州好
茶盌 井戸 林紅陽作 橋本紹尚銘「無事是貴人」 拙銘 秋茜
茶杓 安住楽風作 片桐石州『松右衛門佐様』写 銘『不知火』
建水 丹波 棒先 杉原祥公作
蓋置 皺竹 無節
菓子器 飴釉 陶函喰籠 吉村楽入作
菓子司 鱗餅 大阪今橋 鶴屋八幡
御 茶 神楽殿 京都宇治 山政小山園詰
薄茶
棚 吉野棚 裏千家圓能斎好
水指 鼠志野 筒 作「月二芒」
茶器 沈黒老松彫白中棗 谷川真斎作
茶盌 主 能古 高浜喆山作 銘「若紫」
「手に摘みていつしかも見む紫の
ねにかよひける野辺の若草」源氏物語
次 大阪萩 紀州写 味舌隆司作
替 紀州焼 庚辰 葵窯造
久屋大黒堂十九代永田日照還暦祝
歌銘 村雨の露もまだひぬ真木の葉に
霧立ちのぼる秋の夕暮れ 寂蓮法師
茶杓 安住樂風作 教授八種より下節
建水 唐銅 餌畚 黒瀬宗康作
蓋置 武蔵野 乾山写 加賀瑞山作
菓子器 朱塗 三脚盆 利休好写 木下昭斎作
菓子司 白桃ゴーフル 播州神戸 神戸凮月堂
軽羹 薩州 明石屋
和三盆糖 讃州 ばいこう堂
御 茶 四方の薫 山城宇治 山政小山園詰
以上