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【社員紹介】法律事務所からカカオの世界へ。dari Kの現地子会社で働くベラさん
4年間、1度も会ったことがない同僚
毎日のように連絡を取り合ってきたけど、1度も会ったことがない。
そんな人に会えると、喜びもひとしおですよね。
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上の写真はdari Kの元駐在員の足立さんと、現地子会社「KIC」のベラさん。ふたりは、二人三脚でdari Kのカカオの輸出入を担っています。
足立さんは産休などで日本に戻り、ベラさんはインドネシアの首都ジャカルタで働いており、これまで直接会う機会がありませんでした。
コロナもありずっと日本に来られなかったベラさんに、dari Kをより知っていただこうと、この春、ようやく日本出張が実現!今回はインドネシアから私たちを支えてくれている彼女のご紹介と、日本滞在の感想をお届けします。
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KICの仕事の最初から最後まで私がいるの
ベラさんは、2020年5月、コロナ禍でKICへ入社。前職は法律事務所ですが、現在は法律関係にとどまらず、カカオに関する調査分析から在庫管理や会計、実際の輸出入オペレーションまでマルチな才能を発揮しています。
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スラウェシ島のカカオ農家グループや、スラバヤに住む経理専門の方と共に、遠隔で日本のメンバーとやりとりを行っています。母語のインドネシア語に加え、滑らかな英語で幅広い業務をこなす、超がつくハイスペックぶり。そのクールな様子とは裏腹に、プライベートはおしゃれが好きで、スマホ片手にセルフィーを欠かさない等身大の27歳。ポジティブさと晴れやかな笑顔が魅力的で、一緒にいると自然と明るい気持ちになれる人です。
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そんな彼女も、カカオに関する仕事はダリケーとのやりとりがはじめて。当初は足立さんにZoomなどを通して、やり方を一つ一つ教えてもらいながら、時には自ら調べながら仕事を進めてきました。
「今回の出張でようやく足立さんに会えてよかったね」と声をかけると「Kokoro san memang kokoro san!!(足立さんは確かに足立さんだった!)」と興奮気味の様子。元々、足立さんとはキャラクターが合うな〜と思っていたと話すベラさん。出張の話自体も、はじめは社長のリップサービスだと思っていたので、実際に東京で姉のように慕う足立さんと会えたことがとても印象的だったようです。
dari Kの拠点巡り
今回の出張は1週間。京都と東京にあるオフィスや工房を巡り、dari Kのスタッフと交流したり、直営店舗に訪問したりしました。実際に自分が輸出手配を行ったカカオ豆を使った商品が並ぶ店舗では、それぞれの店舗のキャラクターや取り扱い商品の違いに驚いたそう。
さらに、日本に着いてからのカカオの流れを知るため、親会社ロッテのご厚意でチョコレートの工場を見学させていただきました。原料のカカオの受け入れから、選別・ローストから梱包に至るまで、カカオ豆がチョコレート製品になる様子を学びました。
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dari Kをもっと近く感じると話す、ベラがこれからやりたいこと
よくやりとりする経理のUさんは、実際に会うと、ヨーロッパ人のようなゆったりとした紳士的な方だったそう。これまでオンライン上で関わっていたスタッフの性格が分かり、もっと仕事がしやすくなりそうと話します。みんなと一緒に夕食を囲んだことで、気持ちが近くなり、以前よりもっとdari Kに貢献できるといいなと思うようになったとか。
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そんな彼女が、これからインドネシアに戻ってやりたいことは、カカオ農園ツアー。「日本にいるスタッフは、チョコレートのことを知っていても、あまりカカオのことは知らない。dari Kはもちろん、お世話になっているグループ会社の人にも、もっと現地でカカオを知ってもらいたい。彼らがカカオ農家さんともつながれるような、農園ツアーを実施したい。」と話します。また、カカオを瞬時に摩砕するマシン「カカオグラインダー」の海外展開を手伝うことにも、ワクワクしているそう。
私の出張が他の人にもよかったらいいな
ベラさんにこの出張で学んだことを聞いていると、一方で「私の日本訪問が、dari Kのみんなにもいい影響を与えてるんじゃない?」と、新しい視点をくれました。
全く英語ができないdari Kの若手スタッフ。夕食時に何を聞いても「えっ?」とコミュニケーションが取れず困惑していたそうなのですが、黙々と静かに食べた後、最後に「Bella, English I will learn(ベラ、英語頑張るよ)」と英語で言ってくれた!と嬉しそうに話していました。英語をもっと頑張りたい、子どもに英語を習わせたいなど、スタッフの中でも目にみえる変化がありました。私自身、異国の会社にえいや!で転職し、フラットにどんな場所にも笑顔で突き進んでいく彼女のポジティブな姿勢に感化されました。
現地でのカカオ豆のやりとりを通して、農家さんのためにという部分はもちろんありますが、反対に農家さんから学ぶこともある。そういう視点で日頃フラットにコミュニケーションしている彼女の視点から、私たちも学んでいきたいですね。
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