#5 介護福祉の基本理念
１週間ってあっという間^^; noteを更新すると誓った金曜日がもう来てしまった。。 さて、今週は介護福祉の基本理念について少し語っていこうかな(^^)
介護従事者の皆さん、介護福祉の基本理念をご存じですか？ 初任者研修を取得する際に教わった基本的な介護の考え方。 日々の忙しさと、過去の教科書の内容なんて忘却の彼方に行ってしまっている方が多いのでないかと思います(笑)
今から６年前の中途半端な自分が、介護という仕事に興味を持てたのも基本理念に深く感銘を受けたからだと思います。
考えさせられました。介護事業の‟本質”とは何か？
食事、入浴、排泄介助？ トランスファー？ 認知症のケア？ リハビリ？ ターミナル？ レスパイト？etc.......
ううん、、介護の本質は「その人がその人らしく人生を送れること」。 それらをサポートすることこそが、介護従事者の役割です。 言葉にすればとってもシンプルでわかりやすい。 そして、それがどれだけ難しいことかを僕たちが身をもって体験してる。 というか experiencing 体験中。現在進行形。
亡くなる直前に人が後悔することの多くが、 「もっと自分らしく生きればよかった」と言うです。
仕事ばっかりで、家族との時間、自分の時間を犠牲にしてきた。 挑戦したいことがあったのに、結局やらずに歳を重ねてきてしまった。
この世の多くの人は「自分らしく人生を歩めている」と胸を張って言える人は少ないんじゃないかなぁ。
じゃ、ここまで引っ張て来た介護の基本理念を発表します！
①ノーマライゼーション 出来る限り通常の環境や生活条件の下で過ごせるように努めること
②人格の尊重 自身の人格を尊重すること
③自己決定 複数の選択肢・情報が適切、熟慮できる状況が提供されること
④影響と参加 常に本人の意向に基づいたケアをすること
⑤人格の総合的把握 病気や障害にかかわる問題の対象として決めつけず、全人的に把握し理解すること
⑥活性化 失われた能力や低下している能力は補い、現有能力は活用すること
皆さん、どうでしょう？ これからの理念介護ってこの介護業界だけに関係するものでは無い気がしませんか？
世代を問わず、昨今、時代の流れが目まぐるしく変化する中で、多様性や独創性を武器に音楽やバラエティ、スポーツ多くのジャンルで才能を開花する方が増えてきています。これまで一括りだった固定観念が世界規模で変化している。突出する才能に気が付く者もいれば、それと同じく‟他人と違う”、‟当たり前じゃない”という理由から、ジェンダーや障がい等マイノリティと呼ばれるような人たちがいじめや差別で苦しんでいるというのも現実です。
これら６つの基本理念はまさに理想とする社会の実現を示唆していると感じています。 介護の基本理念から‟世界の基本理念”へ昇華していきたい。
昔テレビでやってた学校へ行こうの未成年の主張みたいに屋上から大きな声で「俺は男性が好きだー！！」とか「私ASDだけど、文句あるー！？」って言ってら賞賛浴びるような社会になったいけたらいいな。
えー、まとめると、
皆違って当たり前だし、違うことを主張すべきだし、皆がやってるから なんて知らないし、俺は俺だし、諦めたくない夢だってあるし、まだまだ恋とかしたいし、車いすになったからって舐めなって話だし、できることだってまだまだいっぱいあるし、俺にだって参加、発言する権利あるし、排泄失敗することだってあるけど、でも特別扱いなんてしないで‟普通”に生活したいし、俺も皆と同じように人間で感情も価値観もこだわりもあって生きてるんだよ、ひとりで出来なくなったこと、迷惑かけることも多くなったけど、生きるってそういうことでしょ。
まとまってないよね（笑）ごめんなさい
けど！
そんな おじいちゃんおばあちゃんを支えてあげるのが介護従事者の本当の仕事だと僕は考えます。
おしまい。 また来週！