STOCKHOLM ROAST
東京コーヒーフェスティバル2024
コインも使い切り、買いたかった店の豆もゲットし気持ちに余裕が出た頃、一旦ぐるっとゆっくり周ってみた。
海外ブースメインで見たけど殆どがアジアだったから、北欧とかもないかな〜と思っていたら、あった。
ストックホルムから遥々やってきたバリスタにドリップしてもらう機会なんてそうそうないと思って、1杯分を買おうと並んだ。せっかく並んだし豆も欲しい。3種類の中からルワンダ250gを選んだ。
ドリップコーヒーは4種から選べて、コロンビアにした。
なぜコロンビアにしたかと言うと、豆での販売は初日で完売したらしい。ドリンク用として残してある分で最後だとか。
それならばと言うことで選んだ。
出来上がったコーヒーをもらい、端っこで1口。
こりゃあすごい。
そう。すごかった。香り豊かで、北欧らしい浅煎りコーヒー。
でもコロンビアのバランスの良さが出ているのでただ酸味が強いわけじゃなくすごく飲みやすい1杯だった。
一体このコロンビアはどんな豆なのか気になりすぎて、店に戻りお伺いした。
それで見せてくれたのが上記のものだ。
そりゃ初日に完売しちゃうよね。
「すごく美味しくて。ありがとうございます。」と言い、東京コーヒーフェスティバル2024の初参戦は幕を閉じた。
持って帰って来た紙コップから良い香りがして、最後の1杯がこの店でよかったと数日、胸がいっぱいだった。
ピーチと一緒に嫌気性発酵されたものだった。
嫌気性発酵(アナエロビック)は近頃流行り出していたけど、果物やワインと一緒にコーヒーチェリーを発酵させる技があるとは知らなんだ。
好き嫌いが分かれるタイプだね。
ちなみに、自分は大好き。
面白いし、美味しいし、アクセントとして他の豆とブレンドしても良さそう。
紅茶のような感覚で飲んでもいいかも。
また飲みたくて探して見つけた。
しかも4種ある。100gずつ4種注文した。
やっぱり最初に飲むのはピーチ。
もう香りからあの思い出が蘇る。
あの時と近い味わいのコーヒー豆だった。
生豆本舗で売っているこのコロンビアはジャイロアルシラさんの息子?兄弟?詳しくは分からないがハイロ アルシラさんの奥様が生産しているそうだ。
生豆で買った方がやや安くなるから次は生豆で買って自分で焼いてみたい。
兎にも角にも入荷し続けて欲しいなと思う。
残りの3種も味わうのが楽しみだ。