12/27 建前と本音の同期性
最悪な夜だ。コーヒーの飲み過ぎと、久しぶりにスマホゲーを再インストールしてやったのが原因で、完全に寝れなくなっている。明日はどうやって過ごせばいいんだろう。今日はとても楽しくていい日だったけど、次の日に響くのはなあ。睡眠薬を飲むとか、カフェインを分解する作用のある何かを飲むとか、そういうことをやった方がいいのかもしれない。
まぁそれはそうとして、僕はアホなので、極端な合理性を自身に求めるところがある。
それが「建前と本音の同期性」だ。同期性ってはじめて使った言葉なような気がするな。この意味であってんのか知らんけど、だいたいあってる気がするのでこれでいいことにする。
要は「こうあるべき」という他者から与えられた価値観を自身の中で感情や感覚を含めて再現しようとする、という謎のクセが僕にはある。
それが僕の矛盾の解消方法だった。たぶん普通の人は聞いても意味がわからんだろう。僕は普通に頭がおかしいので、こういう矛盾の解決を選んでしまった。
たぶんこれが色んな抑圧につながってきたんだろうなと思っている。
例えば、人と話す時は極端に空気を読むようになってしまった。
いやまあ空気は読める方が得ではあるんだけど、空気にのまれるのは良くないなといまの僕は思う。
空気に抗えない自分は好きじゃないし、そもそも僕は空気を読まない人間だったはずなので、それをやめることした。
オラつくことにしたんだ。イキることにした。欲望を身体感覚にはりつけて、そのままむきだしにして生きることにした。欲望がそのまま自分の生きる意味になるように。それをやると自然に空気を読まなくなる。必要なら読むけど、オラついてるので空気を平気で壊せるようになる。そうそう、僕はこういうやつだったよな。
別に強くはないけど、こういうやつだった。空気を壊して変える役割をやっていた。
喜びも抑圧していることがあると最近気づいた。僕は本当に抑圧ばかりしてたんだな。長いあいだ解呪を続けてきたつもりだったけど、まだまだ解呪が足りないようだ。でもまあこれで空気の呪いみたいなものはかなり自分の意思で外せるようになったと思う。
「本音と建前の同期性」じゃなくて「建前と本音の同期性」というタイトルにしたのは、その方が順番として正しいと思ったからだ。建前が優先されている。そこに本音、つまり身体感覚・感情・思考・儀礼を無理矢理に合わせようとしている。つまりウソをつきつづけていたんだ僕は。自分自身に。クソみてえなウソだなあおい。クソウソ。カワウソみてえだなあおい。
まぁそんな感じで最悪の夜なんだけど、なんかいい感じの文章が書けた気がする。タイトルがキモくてイカしてるよな。バカげている。
いつかの僕の矛盾の解決方法は、自分を騙すしかなくて、それが周りに適応することだと思っていたんだな。
これは来年の抱負にも加えてある。オラつく。イキる。欲望を身体感覚に貼り付けて生きる。常に何かを欲している状態こそが正しい。
すべてが満たされたような感覚を求めていた。でも、満たされるってのは退屈で、もうそれに耐えられなくなったんだ。
僕の知る限りのニワカ精神分析的に言えば、人間の欲望というのは、構造的に考えてその根本にある欲求が埋まることがない。
ある満たされなさをシニフィアンにして、すべてを入れ替え可能にしてしまったから。
もうその対象は二度と手に入らない。シニフィアンを捨てることができないから。だから、人間ってのはずっと欲望しつづけてるのが正しいんじゃないかなと最近思ってる。たぶんそれでいいんだ。
実際に欲望しつづけ妄想しつづけているのはとても楽しい。僕の人生はさらに息を吹き返したみたいだ。どんどん良くなるな、僕の人生は。