対談屋|だらくまん

にょ

対談屋|だらくまん

にょ

マガジン

最近の記事

他人の機嫌をとらない

これまで付き合ってきた人の中に「同じような動作を繰り返すこと」が好きな人はあまりいなかった。 いま周りにいる人たちも口を揃えていう。「飽きる」と。単調でつまらないという。だからやりたくない。なので俺に任される。任せろ。 実は昔の私もそうだった。 抑圧されストレスを抱えた魂は、「今ここ」ではなく「ここではないどこか」を求める。 イマココから離れたい。そのためにはあれが必要だ。 だけど、あれができなくなることがたくさんある。 だから、仕事なんてしたくない。めんどくさい

    • 体力がついた?

      体力がついた、かもしれない。 朝20分ほどチャリで爆走して出社。8〜10時間ほど労働して帰宅。5連勤して1日休んで5連勤。でも、なぜか、仕事が終わってもまだ頭も身体も動く。 つまり、帰宅してから、本も読めるし、家事もできる。これまではできなかったのに。 これは「体力がついた」ということでいいんだろうか?ちょっと変なテンションな気もするけれど。 思い当たる節といえば、 36度オーバーのなか外でヘルメットとマスクで全身が蒸れている中働いていたが、そこを超えて最近は気温が

      • 草むしり

        散歩の延長線上にあるような、鬱で五感が死んでいるが元々ADHDの私が満たされるための要素が揃っている仕事をしている。 謎のクレームが入ったので、今日は残業をして草むしりをやった。 日中だと熱中症になるし、普通にいつもの作業がある。なので日中はやるひまがなかった。ちょうど他の人がやるひとつの作業が終わらないと俺のやることがないという状況になったので、なんとなくやりはじめたら楽しくてやってしまった。夕方から夜にかけてならそんなに暑くもないしまぁええか〜となんだかんだ2時間くら

        • 代用品

          残念ながら、激しく愛したものや、長い時間をかけて積み上げてきた関係性、長い時間をかけて積み上げてきた趣味、それらの代用品は存在しない。 これからつくればいい?まぁ確かにそれはそうなんだろう。でも、それはなかなかにむずかしい。たぶん、歳を取ればとるほどにむずかしくなっていく。 「人は皆入れ替え可能な存在である」この言葉を信じて生きてきた。これもまた事実であると思う。 ただし、激しく愛したり、長い年月をかけて前提を積み上げて関係性を構築してきたいう前提があるならば、それはや

        マガジン

        • 対談
          13本
        • 自分史や苦悩等
          4本
        • だらくまんの祈り
          13本
        • マンガの構造分析
          2本
        • だらくまんの総括
          1本
        • 自己対話
          1本

        記事

          人間関係についての思考の整理

          序論ルール①「なるべく簡潔にまとめること」。思い出したり、網羅的に補足しようとして説明的になることが多いため。抜けが多くてもいいから簡潔にまとめたい。 ルール②「テーマごとにまとめる」。ぐちゃぐちゃにならないように、重要そうなキーワード別にまとめる。 ルール③「うまくまとまらなくても気にしない」。一筆書きでおおざっぱに思考をまとめる目的で書くので、伝わるかどうかとか文章のうまさとかはそんなに気にしないで書く。 居させていただく「あなたと居させていただく(もしくはコミュニ

          人間関係についての思考の整理

          おしまい

          ひとつの関係が終わる。終わらせないためにどうこうするつもりはない。ただ「お前もそうだったんだな」と、悲しくなるだけだ。ひとつの事実を見つめてただ悲しいと思える人間に戻れてよかった。 「苦しいのが好きな人っているからね」と誰かが言ってた。それはそう。そういう苦しい選択をとりつづける人を知っている。でも、そういう生き方も悪くない。 少なくとも「立ち向かうべき時に立ち向かうこともできず、誰かに向き合うこともせず、ひたすら自分や他人から逃げつづける」そんな生き方よりは格段に良いと

          「解呪」から「呪いをかける」へ

          呪われたままひたすら強くなっていける人はそれでいいんだと思うけれど、俺は自身にかけられた呪い(自他問わず)を解き、それが発動しない状態に持っていく必要があった。そうしないと動き出せなくなっていた。そして、呪いがわいてきたらそれをすぐに解呪できるようにする必要があった。そうしないと呪いが発動したら動けなくなってしまうからだ。 いま言っているのは認知的な呪いの話なのだが、そもそも生命自体が呪いである。だから呪いからは逃れられない。 ただ、身体的な健康が害されているときは認知的

          「解呪」から「呪いをかける」へ

          外に出る←図鑑←読書

          がんばって読書をしようとしてきたが、どうもうまくいかなかった。がんばって長いあいだ読んでも、うまく楽しめない。 これはまだ仮説に過ぎないが、その理由がなんとなくわかった気がするので書いておく。 一言でいえば「教養がないから」だ。 教養とは、例えば多くの言葉の意味を知っていることであるとか、多くの経験をして世界の手触りを知っていることであったりすることなのではないかと思う。 きっと教養がある人というのは、興味を持ったらすぐにそれを知ろうとしてすぐに動く。すると多くの経験

          外に出る←図鑑←読書

          日記

          1週間、週5日で働いてみた。 先週はマジで動けた!と言えるほど動けたわけでもないが、へばらずにいられたので及第点はとれたなあという感じ。 2日間の休みを経て、週5日で働く体力がついたのを確信した。これでようやく次に進める。 今日はなぜか昨日よりも疲れていたので日中ひるねばっかしていたのだが、夜になってから数時間散歩してきた(1時間のカラオケも含め。習慣づけの段階で配信するとすごくだるいことがわかったので、次からはやらない)。 それで次にやるべきことが見えてきたので、言

          激しく欲望したいという欲望

          俺は長年かけて自分を壊してきたので、欲望するのが苦手になっている。なので、わざわざ他人の欲望を意識的にコピーしたりしている(どのように自分を壊したのかについて書くのがだるいのでそれは省略する)。 「ひとつの食べ物が食べたくなって、それを食べるまでひたすらその食べ物を食べたいと思いつづける」という持続的な欲望をコピーした。 これは本来は意識的にやることではないのだが、俺はすぐに自分が何をしたいのか忘れてしまうため、意識的にやった。というかその欲望は以前の俺の中には存在してい

          激しく欲望したいという欲望

          毒が裏返った

          毒が裏返った。そんな感覚になっている。 いまは、喉の奥に刺さった魚の小骨のようなものがとれたので、あとは傷口が塞がるのを待っている。 「過去は変えられない」というが、本当にそうだろうか?起こってしまったことは変えられないが、起こってしまったことに対する認識は変えられる。その認識なんてものは、あいまいな記憶と感情に過ぎない。 記憶は、時間が過ぎれば薄れていく。でも、逆に改竄されて強化されたりもする。しかし、ほとんどそれに気づくことはできない。 それに今回の件みたいに、新

          特に書きたくはないのだが

          毎月1記事くらいは書けよとnoteに催促されたので、性懲りもなくなんも考えずに何も煮詰めずにテキトーなことを書くという愚行をします。 書きたくはないとはいえ、わりといつも文章は書きつづけており、書きつづけていないあいだも動きつづけているので、何かしら世界と自分についての理解度はあがっているような気がするけれど、やはり何も理解できていない気もする。 何も理解できていないと思うからこそ知りたいと思えるので「わからない。だから理解したい」とは思いつづけていたいものです。死ぬまで

          特に書きたくはないのだが

          私は誰?

          名前の由来になった割に安吾の作品はあまり読んでいない。堕落論、続堕落論、あとはわりと最近発見された短編小説がひとつ。たぶんそんなもんだ。 肉体労働をしているのもあり、また脳みそが社会から外れたところにある感じがしていて寝ぼけながら生きてる感じがするのもあり、理解したと言えるまで読むこまないと不安で仕方がないという神経症的な行動をしたくないのもあり、あまり文字を読む余裕がなかったような気がしている。 人によっては些細なことだと言われるようなことで、激しく傷つくことがあった。

          手放すこと

          執着を手放せるようになってしまった。 強い執着が、何かひとつの対象で、自分の不安のすべてを埋め合わせようとしてきた。それが自分の人生を狂わせてきたと思う。それが自分の人生のすべてをコントロールしてきたように思う。 しかし、だいたいの執着は手放せるようになってしまった。たぶん、だいたいのことを入れ替え可能にできるようになってしまった。 ある友人からすればそれは情けないことであるらしい。 そうなのかもしれない。 強く思い続けて変わっていくのがカッコいいという価値観も、そ

          愛と形骸

          「自分が表現したいものはあるか?あるとしたらそれは何か?」 この問いに答えるべく文章を書いてなんとなく整理していった結果、直感的に思った通り、やはり「愛」になった。 愛以外に表現したいものはない。というか、俺には世界も人も見えないし、他人の存在しない世界に価値を感じないので、人に向かうしかない。自分が満たされるためには他人に向かうしかない。だから、愛しかない。 使い古された陳腐なセリフかもしれない。しかし、俺はずっとそうやって他人の言葉を咀嚼できないまま反抗期の子供のよ

          失敗

          何も考えずにとりあえずやってみて失敗するのが好きだ。計画を立ててやろうと思っても絶対にうまくいかないけれど、何も考えずにとりあえずやってみて失敗すると、何度かそれをくりかえすうちにうまくできるようになっている。 失敗していなくても、どこかで失敗した気がするような気がするのが好きだ。いろんなことを振り返ることができるから。いろんなことを振り返っているうちに何をどう変えるのかが明確になってくる。それがたとえ間違っていたとしてもまた失敗してから覚えればいい。 すべてがうまくいっ