誰かと一緒が映画の思い出になっていた
45年の人生で言えることは、誰かと一緒にみた映画はストーリーを忘れても思い出になるってことだ。
結婚し子育てと仕事の中、映画を観られない日々が続いているが、
昔はもうもう、映画が大好きだった。
映画にハマってから、すぐにひとり映画が好きになった。
誰かと一緒にいると、ストーリーに集中できない。
映画館でも、家でも、誰かと一緒に観るの回数は少なくなったように思う。
しかし、このnoteのお題で思い出した映画は、全て誰かと一緒にみた映画だった。
中学生のとき。ゆきちゃんちで。
彼女の「チャッキー」モノマネと一緒に観た「チャイルド・プレイ」
内容は全く思い出せないけど、みんなで爆笑したことだけは鮮明に覚えている。
その後ホラーの流れで観た名作の「シャイニング」
サイコホラーの王道へ導かれたわたしたち。
えみちゃんの腕につかまりながら観た「血の海」と「2人の少女」の残像が今でも頭にこびりついている。
内容は全く思い出せないけど(2回目)本当に怖かった。
17歳、ピチピチ高校生の時に、母とみた「マディソン郡の橋」
ざっくりいうと不倫映画。
完全に「おかあさんといっしょ」ではヤバいだろって内容で気まずい。
濡れ場があったことしか思い出せない…。
そして、その翌年には初デートで彼氏と「セブン」
ああーもうなんていう、チョイスっ!!
その当時、そうだな、ブラピかブラピかブラピだよな。
ブラピ目当てだよな。
私はこの「セブン」が「人生で一番面白かった!!」と感じた映画かもしれない。
「こんな後味悪い映画はじめて!!」ってなった。
キリスト教における七つの大罪に基づいた猟奇殺人の話だが、インパクト大なのが「大食」
吐いてなお食べさせるシーンとかほんと初デートにみるもんじゃないよこれ。
あとブラピの最後の雄叫び。
えーっと箱に何が入ってたんですかーっていう。(お察し)残念ながら、人生で一番面白かったと映画と言ったのに、この2つしか記憶がない。
そんな映画で彼氏はぐったりしていたけど、帰りにおしゃれパスタを食べて帰った記憶。高校生つよつよ。
映画嫌いの友達が、主人公とわたしの名前が一緒だからって「かもめ食堂」に一緒に行ってくれ、
帰りに焼肉食べた記憶とか。(おにぎりじゃない)
そして現在。
夫と映画館は2回しか行けてない。
全て新海誠監督で、急いで帰って子どもを実家から回収する。
「すずめの戸締り」行きたかったな。
来年あたり、時間ができたら家で一緒に観ることにしよう。
映画が終わった後の出来事が愛おしく大切な思い出になっている。
たまには誰かと一緒に映画観たいな。