モーニングRUNその9
モーニングメニューを美味しく食べるために早朝ランニングをする企画(もはやモーニングありきになっている)で記事を書いてきている。
ファストフードチェーン店、ファミレスなどのモーニングを紹介してきたが、今回はパン屋のモーニングだ。岡山でパン屋といえば?と岡山人に問えば、かなりの確率でここを挙げるだろう。「キムラヤベーカリー」だ。
パン販売の方が有名だ。もはや岡山のソウルフード化している「バナナクリームロール」は有名だ。秋のおかやまマラソンでFINISHするとこれがもらえるようだ。口の中の水分、取られるんじゃないか?? まあそれほど岡山では有名なパン屋だが、倉敷市の東の方にその工場がある。そして工場の横に売店併設の「キムラヤサンドイッチカフェ」があり、ここではモーニング、ランチなどを食べることができる。岡山市内にも何店舗かカフェがあるが、「パン工場の隣接店のモーニング」という響きが良いのでこちらの店舗をたまに使う。モーニングはパンの種類が違う4種類と、サンドイッチモーニングがある。ランニングで行くときは、「穀物食パン(鉄分入り)トースト」を注文する。ランナーに鉄分は必須なので、鉄分入り、と書かれるとどうしても食いついてしまう(本当の意味で食いつくのだが)。
モーニングの構成は、トースト(おそらく6枚切りのスライス1枚分。バターが塗られてトーストされている)、サラダ、ゆで卵、ドリンク(コーヒーか紅茶)とシンプルだ。440円(税込)というお手頃価格ながら、野菜、タンパク質、糖質、水分、そして鉄分も摂れるのが嬉しい。
カフェは朝6時から営業しており、土日の朝、早朝ランニング中に来ると、既に店内はシニア層で埋め尽くされている。これはきっと平日もそうだと思われる。近所のシニア層の朝の社交場、といった風情だ。4人がけテーブルしかないので、若造(あくまでも比較の話。この客層の中では50代は若者だ)が一人で4席分を独占して先輩方が店の外で順番待ちをしている状況は気が引けるので、長居は無用、ささっと食べたらすぐに席を立ち、ランニング再開、、、の前に、隣のパン売り場をうろつく。ここに会計レジがあるので、モーニング後も購買意欲を煽ろう、という魂胆が見えるが、多くの客はその戦略にはまっている。さらにモーニングを食べずに直接売り場に入ってくる客も居る。工場隣接だからか、パンの種類が豊富で色々買いたくなるが、ランニング中ということで自制が働き、買わずに済む。良いのか悪いのか・・・。
工場併設、となると気になることが一つ。
製造ラインで絶対に規格外や切れ端が出ると思うのだが、それ、安く売っていたりしないのかな?