見出し画像

【受験生向け】体調管理について


はじめに

受験シーズンが夏であれば良かったのにと何度願ったことでしょう。
いつか日本も9月入学になる日が来ると良いです。
今回は本番で普段通りのパフォーマンスを発揮するためのアドバイスを書いてみたいと思います。
私自身もともと身体は強くない方ですが高校生から大学生にかけて試験前の過ごし方を試行錯誤した結果本番に万全の体調で臨むことができています。

心の健康

一番の大敵はメンタルといっても過言ではありません。
私は受験前に不眠症になったり、定期試験の数日前からお腹が痛くなって下痢をしたりしていました。受験に対してかかるプレッシャーは大きすぎても小さすぎてもいけません。適度な緊張感が良いパフォーマンスを引き出してくれます。私は本番が近づくにつれ開き直るというよりプレッシャーを大きく感じるタイプです。おそらく多くの受験生も私と同じタイプではないでしょうか。
メンタルを安定させるにはとにかく勉強することが重要です。しかし、勉強全般に言えることですが、勉強の成果は目に見えないため、このままの勉強法で良いのだろうかと不安を感じることが少なくないでしょう。普段模試や試験のたびに成績と勉強法を評価し、適宜勉強法を見直し、直前期にはそれらを信じて突き進んでください。直前期少し成績が落ちたからといって勉強法を見直すのは最悪です。下振れても許容できるくらい余裕を持って目標設定しておくことが望ましいです。
どうしても不眠症が治らなかったり身体の不調が出てしまう場合は後回しにせず病院に行き、なるべく早く治療を始めてください。私は睡眠薬を処方してもらうのに抵抗があったため、抑肝散という漢方を処方してもらいました。神経の昂りを抑えるもので、薬局でも買えます。
また、以下の生活スタイルを見直すことでもメンタルヘルスを向上させることができます。

①食事

摂取カロリーを超過すると身体も疲れやすくなり睡眠過多になってしまうような気がします。
1日の摂取カロリーは22×身長(m)×身長(m)×(25~30)が適切であるとされています。受験生は1日の大半机に向かっていると想定すると25で計算すると良いでしょう。例えば身長160cmの人であればおよそ1400kcalが適切な摂取カロリーです。よほど食事内容に気を遣っていない限り2食か3食プラス間食で軽く超えてしまうような値です。ストレスを溜めない程度で間食を抑えカロリーを超過しないようにしてみてください。
りんごやバナナや旬の野菜で食物繊維やビタミンを摂りましょう。私は最低でも毎日これらのどれか一つを食べています。お腹を下すことも少なくなりました。
食事に関しては親御さんが関わる要素が大きいので難しい人もいるかも知れませんが、コンビニ弁当はおすすめしません。低蛋白・高脂質・高炭水化物であることが多いからです。コンビニで買うのであれば赤飯・サラダチキン・サラダ・りんごを買うなど工夫しましょう。
魚を食べると頭が良くなるという歌詞の歌がありますが、本当だと思います。また、ナッツなどの良質な脂質を含む食材もおすすめです。

②睡眠

いうまでもなく睡眠はしっかりとりましょう。
直前期は本番と同じようなスケジュールで過ごすのが望ましいです。
前日まで夜更かしをすると本番かなりしんどいです。
夜更かしをしてしまう原因は日中の勉強に満足していないからである可能性が高いです。1日の初めに1日のやることを設定し、夕方くらいには済ませましょう。夜余った時間を暗記に充てるなどすると良いと思います。余裕を持って計画をたて、睡眠を取ることを優先しましょう。自分に合った睡眠時間を確保できないとせっかくやった勉強も定着しません。中には夜型遺伝子の人やロングスリーパーの人もいるかも知れません。無理のない範囲で本番を意識した生活にしてみましょう。

③運動

受験生はあまり運動をする時間が取れないかも知れませんが運動はストレス軽減につながるため非常におすすめです。ランニングでも筋トレでもウォーキングでもなんでも良いと思います。例えば電動自転車で駅まで行く代わりに歩いてみるのも良いと思います。汗をかくくらいの運動であれなリフレッシュできて良いと思います。汗が蒸発する際に体温が奪われて風邪を引きやすくなるので運動後はすぐにお風呂に入るか着替えるなどして風邪を引かないように気をつけてください。
運動をするとストレス軽減につながるだけでなく、肉体的疲労により眠りにつきやすくなるのでおすすめです。また、熱すぎない温度で湯船に浸かるのもおすすめです。

感染対策

冬はインフルエンザの季節です。コロナウイルスや風邪ウイルス、その他の病原体による感染症にかからないよう十分対策しましょう。

手洗い・アルコール消毒は1日に何度もしてください!!!

病原体は手から口や目など粘膜に入り込み感染すると言われています。基本、手を消毒すればある程度感染も防げると思います。また、マスクも着用しましょう。家族と住んでいる人は家族にも協力してもらい、家族全員が病原体を家に持ち込まないようにしてもらいましょう。特に私は年末年始に帰省すると胃腸炎をもらって帰ってくることが多いです。ノロウイルスなんかはアルコールが効かないので家に持ち込まないというのが重要です。

ワクチン接種をしましょう

基本ワクチンが出ているものは打つことをおすすめします。打ってもかかることはありますが。

乾燥対策

エアコンで喉が乾燥してそこから風邪を引くパターンが人生で何度かありました。
加湿器を置くとか、のどぬーる濡れマスクを着用するとかで対応しましょう。

終わりに

受験生の皆さんは自分がアスリートになったつもりで日々の体調管理をしてみてください。受験で培った体調管理能力は今後の人生にきっと役に立つことでしょう。

いいなと思ったら応援しよう!