映画記録


『沓かなる』(はるかなる)

ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者を追ったドキュメンタリー映画


ドキュメンタリー好きの母の誘いで平日朝から新宿の映画館に見に行った



なんとなくその時の自分のメンタルと同調し涙が止まらなかった


映画は佐藤さんというALSの当事者の生活に密着しながら他の患者や支えてくれる周りの人のリアルを撮影している


佐藤さんはまだ話したり食事を取ったりできるが、病気が進行していった場合、人工呼吸器を付けるかどうかの選択を迫られる場面も出てくる


劇中では病気が悪化し途中で亡くなってしまう方もいる



当事者の方と介助者のコミュニケーションや当事者の方のコメント一つ一つから命と向き合うこと、病と向き合うこと、そしてどう生きるかを考えさせられた



終演後、たまたまトークショーもついていて監督と劇中に何度も出演されていた岡部さんの介助をしていた女性が話されていた


ベテラン介助者の女性の若いながら凛とした雰囲気や、介助に向かう姿勢の話などが変に湿っぽくなく現場のリアルな意見として聞けて良かった


私が見に行ったのは公開3日目(2月10日)
劇場へ初日に見に行っていればALS当事者の
佐藤さんがいらっしゃっていたそう、お会いしてみたかった


朝からしか上映してなかったが、映画館もミニマルな感じで良かった


気になる方は是非行ってみてください
※上映期間が2月までらしい

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