＃ハマった沼を語らせて

初めて、キャンペーンに挑戦してみるね！

ハマった沼は、
「この音とまれ！」
アミュー作です。
もう、全巻、揃えたよ！

最初は、いまさら漫画？
漫画を読むなら、記事を書きたいなんて思っていました（笑）

「すっごく良いから、騙されたと思って読んでみて！」


４０代のママ友が、珍しく熱く語る。
全巻、貸してくれようとするママ友に、


私は、
「どうせ、読まないから。こんなにいっぱい持ちきれないよ。１冊ずつで良いわ。」


乗り気じゃなかった私に、ネタバレしない程度にママ友が語る。

「絶対に、すぐに続きが読みたくなるから、全巻まとめて貸す！年齢関係なく泣けるから！」

私は、ママ友の熱量に負けて、全巻を貸してもらった。

家事を済ませ、お風呂に入り、やっと眠れると思った時に、ママ友が貸してくれた漫画が気になり。

ただの青春もの？
ただの学生もの？
スポーツじゃなくて、お琴の話だよ？

寝る前に、少し半分だけ読めば十分かと１巻を手にした。

ただの漫画じゃなかった！
確かに学校ものだから、たくさんの生徒が出てくる。
だけど、一人一人のキャラがしっかりしていて。その家族構成や、家庭環境まで。

もう、どの登場人物のファンにもなってしまうほど、全員が素敵すぎる！

お琴を通して、芽生える友情、ライバル、応援。


切磋琢磨する生徒たちを、信じて。
時には優しく、時には厳しく。
見守っている先生や、お琴を通して出会った人たち。

私は、漫画を読んでいるだけのはずなのに、まるで、演奏しているお琴の音色までが聴こえてくるような感覚に。

演奏が始まると、奏者の顔つき、お琴を弾く指さばき、スピード感。
大会ともなると、緊張感まで伝わってくる。

お琴の演奏に悩み、それを乗り越えた時の達成感も描かれている。

１巻の半分くらい読めば十分と思って、寝る前に手を伸ばしたのが。
時間を忘れて、２巻、３巻へと手が伸びる。

お風呂に入って、肌のお手入れも済ませていたのに、涙があふれて止まらない。
私は、もうズルズルと鼻を鳴らしながら泣いていた。

気がつけば、窓の外は、もう白々しい朝になっていたけれど、次の巻がまだ手元にある。

ママ友が言っていた
「絶対に、すぐに続きが読みたくなる」
を思い出した。


ハマった。
沼にハマった。
完全に沼にハマった。

私は、ママ友の全巻を、仕事、育児、家事を終えてから、たった５日間で読み尽くしてしまった（笑）

読んだら返さないといけない（笑）

私は、また繰り返して読みたいと、気がついたら、ネットを探していた。

ちょっと、お値段は張ったが、新品で全巻をまとめ売りしていた。
私は、それを見つけた瞬間に小躍りした。


シングルマザーになって、自分の娯楽の為に何かを買ったことは、一度もなかった。

だけど、この漫画は、私だけではなく子どもにも読ませたいと思える内容だったから。

「私だけじゃないんだから。。。」
と理由をつけて、新品の全巻まとめ売りを、シングルマザーになって初めて大人買いした。

次の新刊が発売されたら、また買うつもりでいる。

「この音とまれ！」をコンプリートしようと考えている。

青春時代を思い出しながら。
そして、全く違う学生たちの性格や家族背景、お琴に対する思いを。

年甲斐もなく、泣きながら読ませてもらっている。
もう、感動の嵐。

シングルマザーは仕事を休むと家計が苦しくなる。
だから、夜更かしや、徹夜なんてしたことがなかった。
深酒することも一切ない。

仕事、育児、家事に追われて、一言でいえば、平凡な毎日を送っていたのかも知れない。
それが、私のあたりまえになっていた。


時間を忘れて何かに没頭することは、いけないことなのでは？と心のどこかで決めていた。


そんな平凡な毎日を過ごす私に、
ママ友が
「騙されたと思って読んで」
と貸してくれた。

騙されたと思って読んでみたら、騙されてなかった（笑）


大人買いした漫画は、子どもにも好評で、新刊の発売が待ち遠しいと言ってくれている。


親子でハマった。


子どもには
「勉強時間を優先しながらよ」
と勧めたけれど、
子どもだって、続きが読みたい気持ちは分かる。


私が５日間かかって読んだ全巻を、子どもは、たった２日間で読み尽くしてしまった。

子どもも、目を真っ赤にして涙していた（笑）

今の時代の子どもは、漫画もアプリで読んでしまう。
漫画本を読ませる良い機会にもなったと感じている。

やっぱり、新品の本によくある
『本の香り』にも接して欲しい。


母親として、子どもも感動してくれたことに安心しながら。
買って良かったと思った買い物でした。

はぁ〜、次の巻の発売が待ち遠しい！