
【続編】潜在意識が関係してる?プラスのメガホンで話そう✨
小学校のママ先生megです。
前回の記事『【プラスのメガネ】これ大事!!✨』の続編です…
前回の記事では、プラスの視点で子どもを見ることの大切さについて書きましたが、
今回は
『どんな言葉がけをするとよいか』
というテーマです。
先生方や子育てママの参考になればうれしいです。
①否定語はやめよう!
「走らない!!」
「しゃべらない!!」「うるさい!」
私も若い頃は、ついついこのような否定形の言葉がけをしていました。
注意した瞬間は収まるのですが、また同じことが起こり、注意するの繰り返し…そして、何回言えば分かるの?とイライラ…💢
なんとかならんかなぁ〜と思っていた時に、先輩の先生が、
「走らない!」ではなく、「歩こう!」
「しゃべらない!」「うるさい!」ではなく、「静かにしよう!」
と肯定的な言葉がけをしているのを見て、真似するようになりました。
否定語より効果ありです!
でも、実は、なぜそのように肯定的な言葉がけに効果があるのかを私自身、その頃の私は分かってませんでした…
②プラスのメガホンで話そう✨
そしたら最近、潜在意識(無意識)を学んでピンときました!
どうも潜在意識というもの(無意識)は、否定語を理解できないみたいです。
ということは…
走らない!→走る!
しゃべらない!→しゃべる!
うるさい!→うるさい!笑
そのまんまですね…
というように、子どもの潜在意識(無意識)に入るということです。
つまり、否定語で伝えても、逆にそうしよう!という命令が、潜在意識(無意識)の中に入るのでいつまでも変わらないのです。
なるほど〜!!
納得✨
つまり、結局のところ、子どもの中には怒られたという記憶しか残らないということです笑
そこで、プラスのメガホンで話そう!というわけです。
前回の記事に書いた、子どもの良い行いに目を向け、それをみんなに伝えるということももちろん大切ですが、
注意する言葉は否定語ではなく、プラスの言葉(肯定的な言葉)を使うと、こちらの思いが子ども達の潜在意識の中に入っていくということです。
③さらに大事なことは
さらに、プラスのメガホンを使った言葉がけに加えて大事にしていることがあります。
それは、
こどもたちに、なぜいけないのか、そのわけを考えさせるということ。
例えば、廊下を走る子を見かけたら、
①ストーップ!!
大抵の子は止まってくれます。
②なぜ今、止めたのか分かる??
→だいたい「危ないから」「ぶつかるから」などと答えますね。
③急ぐ理由があったの??
→一応、わけを聞きます。大抵の子は理由なんてありません笑
子どもが走るのは、まさに、本能なのです!!
④ぶつかったら、どうなる??
→ケガする
分かっちゃいるけどってやつですね。
⑤だれが?
→自分ってことは分かります。「相手もだよ!」ってことを伝えます。
⑥じゃ、どうするといいの??
などなど…
優しく質問責めです…笑
子どもが走るのは本能です。ですので、休み時間になると、本能のままに子どもは走ってしまうのです。
だから、いきなりこわーい顔で怒鳴ってはいけません。
もちろん、命に関わるような危ないことをしたときは、厳しく叱ることが大切です。
でも、そこにはちゃんと、「あなたが宝物だから、大切だから先生は言うんだよ!」っていう教師の思いがあれば、それも子どもにはちゃんと伝わります。
やってはいけないわけを、子どもたちに考えさせることで、
「結局は、自分たちの幸せにつながるんだ」✨って理解できます。
ただ叱るだけでは、子どもは「怒られるから」という思考に陥りがちです。
どんなことも注意する時は、どうしてそうしないといけないのか?ってところを、ちゃんと子どもたちに考えさせ、納得させて、やっと身につくと考えています。
【プラスのメガホンで伝える➕考えさせること】
子どもに注意する時は、これを大切にしていきたいですね!!
今日もお読みいただき、ありがとうございました😊